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やんばるドライブに出かけよう!

海のイメージの強い沖縄ですが、沖縄にも鬱蒼と木々が生い茂る山々があります。亜熱帯の森の深い緑に覆われた沖縄の山には、海とはまた違った魅力がいっぱいです。そんな亜熱帯の大自然を訪ねて沖縄本島のやんばるへドライブに出かけましょう!

小林 繭

執筆者:小林 繭

沖縄ガイド

やんばるドライブに出かけよう!

やんばる

緑豊かな木々が生い茂る大宜味村の国道沿いの風景

沖縄本島北部にあるやんばる。やんばると言えば、国の天然記念物やんばるクイナが生息することで有名ですね。やんばるとは実際にはどのエリアを指すのかというと、一般的に本島の名護市から北の大宜味村、国頭村、東村エリアのことを呼んでいます。漢字で書くと山原となることからもわかる通り、木々が鬱蒼と生い茂る山深い場所です。

かつて国道58号線がなかった時代、やんばるへ行くには陸路ではなく船に乗って行かなければならなかったことから、沖縄本島にありながら遥か遠い地であり陸の孤島と呼ばれていました。もちろん今では道路も開通し車で行くことができ ますが、やんばるまでの道のりは意外と遠く那覇から最北の辺戸岬までは片道3時間はかかります。みなさんが思っている以上にやんばるまでの道のりは遠いため、沖縄リピーターの方々の中でもなかなかやんばるまで足を伸ばしたことのある人は少ないようです。

今回は、やんばるのドライブの旅をご紹介しましょう。

やんばるへの行き方

那覇からやんばるへの行き方は、基本的に車移動、レンタカーでとなります。公共交通機関として名護から辺戸岬行きのバスが出ていますが、一日に2~3本と本数が少なく那覇から名護までの移動も考えるとバスを使ってやんばるを日帰りで訪れるのは難しいと言えます。レンタカーの場合、時間を優先して考えるなら那覇から高速を使って許田ICまで。そこから国道58号線を北上するという行き方で。

もっとのんびりドライブを楽しみたい人は高速を使わずに国道58号線をずっと北上してください。辺戸岬をまわり、そのまま国頭村の山間を通り東海岸へ抜け、ぐるりと本島を一周するのが一般的なコースです。移動自体そこそこ時間がかかりますから、途中観光ポイントに止まったり、食事をしたりすることを考えると丸一日かけて訪れるという予定を組むのがいいと思います。
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