楽しいiPhoneアプリが続々登場
カーメイトのブースでは、iPhoneアプリを各種、展示&デモしていた。参考出品のEcoAccelは、開発中のドライブメイト・コネクトから取得した車両情報を元に、瞬間燃費や平均燃費、アクセル開度などの情報を、iPhoneの画面にリアルタイムで表示できる。またエコアクセル診断昨日により、アプリのアナウンスに合わせて運転して燃費がいいアクセルワークを身につけることも。さらにTwitterに燃費データをつぶやくこともできる。SafetyComは、2011年11月30日に販売開始したばかりのiPhoneアプリ。iPhoneのカメラを使い、前方車両との距離をリアルタイムに表示したり、接近しすぎた時には警告音を発したり、前方のクルマが発進したことを知らせてくれたりする。信号の認識まではしないものの、大人気のカロッツェリア・サイバーナビのスカウター・モードのような機能がiPhoneでできるのだ。
速度や急アクセル、急ブレーキ、急ハンドル、車間距離などのデータを独自に解析して運転状態を評価する機能もある。その結果はランキング登録して、上位10名の評価点を確認できるなど、他のユーザーとの対戦風機能もある。他にもドライブメイトでは、iPhoneアプリを多数リリースしている。
データシステムでは、まだクルマの地デジ化が済んでいない人のために、純正システムを手軽に地デジ化できるキットを展示していたほか、2×2地デジチューナーを内蔵した8型車載TVや、地デジなどのハイビジョン画質を楽しむための10型WXGAモニターなどを参考出品。
質の高い取付キットや配線が難しいCAN-BUS用の配線キットを提供しているカナテックは、ミニ・クロスオーバー用のパネルキットをはじめ、さまざまな車種に対応する取付キットを展示。市販ナビやオーディオを取り付ける際、ここの商品なら安心だ。
ホンダの新サービス、インターナビdotsに注目!
最後に、注目のサービスをひとつ。ホンダのインターナビdotsだ。これまでインナーナビは、ホンダ車に乗る会員向けに、渋滞情報や渋滞を回避するルートなど、さまざまな情報を提供してきたほか、東北大震災では通行実績マップにより、クルマが通れる道の情報を提供するなど、社会貢献を果たしてきたわけだが、今後はソーシャルメディアとの連携を強化し、インターナビ利用者以外が情報を活用できる範囲を広げていくようだ。現在でもインターナビが会員から収集しているさまざまな情報は、dots nowで見られる。ユーザーがルート探索した距離、ユーザーがいる高度、走行速度を元した混み具合、燃費、天気など情報はさまざまだ。
今後は、インターナビ利用者で無くても、Facebookを通じてWeb状で作成したドライブ計画を共有できる「旅の計画共有サービス」、目的地やルート付近の情報を共有できる「インターナビ情報ソーシャルマップ」など、さまざまなサービスを提供していく予定とのこと。
またインターナビ会員がドライブ前にスマートフォンなどでシェア開始の操作をすると、ルートや到着予想帰国、気象・防災情報を、リアルタイムにFacebookのニュースフィードへ投稿し、ドライブの予定を友人と共有できるインターナビ・ルート共有機能もある。
会場では、走行中のインターナビ会員のクルマが、車速やワイパーの動作などで判断して自動的にTwitterに投稿し、それをWeb上でリアルタイムに見られるデモも行っており、今後、さまざまな進展が見られそうだ。このサービスは2011年12月下旬から順次、提供される予定だ。
【関連サイト】
東京モーターショー