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混浴デビューする宿 青森県八甲田山「酸ヶ湯温泉」(4ページ目)

概して秘湯は混浴であることが多い。「憧れの温泉なんだけど混浴なんだよね・・・。」という混浴デビューを済ませていない乙女におすすめの宿が、青森県八甲田山の酸ヶ湯温泉。気持よく混浴が楽しめるような心遣いや、秘密兵器が用意されていますのでご安心を。きっと秘湯の虜になってしまうことでしょう。

山田 祐子

山田 祐子

旅館 ガイド

ホテルに勤務した後、コンサルティング会社を経て、現在は、大学の講師を務めながら全国の地域や宿の支援と取材調査を行っている。川村学園女子大学 専任講師、高崎経済大学 非常勤講師、宇都宮共和大学 非常勤講師、東京YMCA国際ホテル専門学校 非常勤講師、ツーリズムワイズラボ代表

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酒飲みは食堂へ

酸ヶ湯

体に優しい山のものばかり

夕食は部屋食と食堂が選べますが、お酒を飲む方は食堂の方をおすすめします。なにせエレベーターもない木造の建物ですから係の方が部屋を行き来するもの一苦労。食堂なら気兼ねなく注文できます。

夕食は山荘らしく、キノコや山菜を使った素朴な料理。装いは湯治宿のユニフォームの浴衣で。ポカポカに温まった体に、足首まである丹前(どてら)を羽織ればそれほど寒くはありません。

翌朝の朝食はバイキング。ご飯は白飯、雑穀米、お粥の3種類から選べますが、宿特製のキノコナンバンや青唐辛子味噌と一緒にお粥をいただけば、胃腸もゆっくり目覚めてきます。遠くの方から「生ビールひとつ!」という声が聞こえてくることもありますが……。 

常連さんたちに感謝を

酸ヶ湯

窓の外は銀世界

一泊二食の料金は部屋の広さや建物によって異なりますが、8畳の2名利用で1万650円。豪華な食事や便利な設備は整っていませんが、老朽化する温泉や建物の維持費、その不便さを補う人件費を考えると良心的な価格でしょう。この料金を下支えしているのが、湯治部の常連さんたちです。昔から漁師のお父さん、農家のお母さんたちは、収穫の時期の合間、療養のために温泉に入りに来ていました。お酒を飲んでどんちゃん騒ぎをしにきている訳ではなく、お湯に入るのが目的なので、宿全体がとても静か。皆さん自分の体と向き合っているのでしょう。

晴れて混浴デビューを果たしつつ、先達に習って自分の体も見つめ直しに出掛けてみませんか? 津軽弁の優しい響きが、あたなを温かく迎えてくれることでしょう。

 

八甲田 酸ヶ湯温泉 
住所:青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50番地
TEL:017-738-6400
地図:Yahoo!地図情報
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