肉とマテ茶はよきパートナー!?
さあ、そんな彼らだが、不思議や不思議、さほど肥満率が高くないという。そのヒミツを探るべく、またも前述のアルゼンチン人男性に尋ねてみた。すると、こんな答えが。
肉の脂身は除いて食べることが多い
ううむ、なるほど。これは有効かも。脂身は、赤身よりもカロリーが高いしね。
……えっ、でも、赤身はカロリーが低いといっても、量を摂ったら同じなのでは?!
そう思い、さらに彼らの食習慣に迫ってみた。すると、ある存在にたどり着いたのだ。
「マテ茶」である。ラテンアメリカのなかでも、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの人たちは、肉をもっとも消費する地域だと言われているのだが、同時に“飲むサラダ”と言われるマテ茶が生産され、マテ茶が最も飲まれる地域でもある。移動中でも、仕事中でも、よくもまあ、こんなときにこんなに飲めるわね……と思うくらい、マテ茶を常飲している。
やはり、彼らのボディを保つ秘訣は、マテ茶にあるのか。まあ、それだけが影響しているわけではないと思うが、マテ茶が彼らの健康になにかしら関与していることは明らかだろう。