ノンシリコンに注目!シャンプー事情
2011年はスカルプケアという言葉が一層、根付いた年になりました。これは今でも人気のある「スカルプD」が男性の間で流行したことによるとガイドは考えています。たしかに、男性の場合、ホルモンやストレス、紫外線、大気汚染などのダメージによる薄毛や脱毛の恐怖をいつも感じているもの。髪が短い男性は頭髪ももちろんですが、頭皮のケアをすることがより有効です。そのことを知らしめたのは素晴らしいこと。そのスカルプDに続いて浅野忠信さん、豊川悦司さん、松田龍平さんがCMキャラクターを務める「リガオス」が発売されました。こちらは頭皮を洗うだけではなく、ノンシリコン、消臭効果、樹木由来成分などの付加価値をプラスしたものでした。
また幅広い年代層に支持されている大塚製薬の「ウル・オス」からも薬用スカルプシャンプーが発売。こちらもノンシリコンにも関わらず、洗うだけでリンス不要のなめらかさを得ることができるのがウリです。
実は女性用のモルトベーネ「ブーケスト」もノンシリコンを謳っています。このように指通りはなめらかになりますが、頭皮に負担をかけると言われるシリコンをシャンプーから除くというのが最近の傾向です。2011年はまさにスカルプシャンプーの群雄割拠といった様相を呈しました。
シャンプー部門
ケラスターゼ <左>バン キャピタル フォルス1 250ml 2100円/<右>ソワン キャピタル フォルス1 125ml 2625円
便利だと思ったのはトリートメントが入浴後に使うアウトバスタイプで、洗い流さず成分を直接、頭皮に塗布するもの。また、マッサージで血液の循環を促す効果も期待できそうです。男性は入浴時になるべくアクションが少ないことを望むもの。シンプルなメソッドに非常に好感を持ちました。さらに、2000円台と買いやすい価格も高評価。毎日、使うものだからこそ、この価格はうれしい限りです。
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