輸入車/注目の輸入車試乗レポート

貴重な7シーター3列SUV、シボレー・キャプティバ(2ページ目)

日本では少数派の3列シートSUVに、シボレー・キャプティバが加わった。しかも日本でも持て余さないサイズに収まっている貴重なモデル。意外なほど優等生だから要チェックの存在だ。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

排気量の割にパワーはもう少し

インパネ

スイッチレイアウトは整理されていて、日本車からの買い替えでもすぐに慣れるはず。ヒルスタートアシストやディセントコントロール、アンチロールオーバープロテクションなどの安全装備も充実している

後方から迫る迫力は相当らしく、高速道路の流れに乗って走っていても先を譲られてしまう。搭載する2.4LのECOTECエンジンは、「10ベスト2010」に選ばれたというが、167ps/230Nmと特筆すべきスペックではなく、とくに「ECO」モードにするとパワー的には不足のない実用ユニットという印象だ。フル乗車だともう少しトルクがあると乗りやすいと感じるかも。ただ、レギュラーガソリンでいいのはありがたい。

乗り心地は及第点というところ。路面の状態がいいと無駄なショックはあまり感じないが、ハーシュネスは意外と大きめで、洗練されているというにはもう少ししなやかさもほしい。美点は静粛性の高さで、アイドリングから街中で多用する中低速域ではストレスを感じず、高級感すら醸し出している。

サードシートは非常用

シート

このサイズで3列を配置するため、ややアップライトな乗車姿勢になるが、1列目と2列目は十分に広く、シートも大きくて快適だ。サードシートは乗降性にやや難があり、フロアも高く、非常用と割り切りたい

見晴らしのいい1列目、足元と頭上に余裕のある2列目は、大人が4人座っても窮屈さはあまり感じないはずだが、3列目はフロアが高く、乗降からして大きく足を上げ下げする必要がある。フロアが高く、膝を抱えるような「体育座り」になる3列目は、フットスペースも頭上空間もタイトで、子どもの非常用と割り切りたい。

見晴らしのいいコクピットに腰を下ろすと、最近のSUVらしく、泥臭さは皆無でなかなか洗練された雰囲気が漂う。2DINスペースには、アクセサリーでECLIPSEのHDDナビも装着できる。日本車からの乗り替えでも違和感なく操作できるインパネを眺めていると、アメリカ車も身構えずに乗れる時代だと感じさせるし、ポケッテリアの多さや使いやすさなどは日本車顔負けといったところ。

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