輸入車/注目の輸入車試乗レポート

貴重な7シーター3列SUV、シボレー・キャプティバ(3ページ目)

日本では少数派の3列シートSUVに、シボレー・キャプティバが加わった。しかも日本でも持て余さないサイズに収まっている貴重なモデル。意外なほど優等生だから要チェックの存在だ。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

積載性の高さも自慢

セカンドシート

2列目と3列目を倒せば広大なスペースになるし、2列目はダブルフォールディングも可能。ガラスハッチも採用するから狭い場所での開閉時に便利だ。積載力と使いやすさは高いレベルにある

6:4分割可倒式の2列目は、背もたれを倒すだけでなく、ダブルフォールディングも可能で3列目の足元に荷物を置いたり、サードシートのフットスペースを拡大できたりもする。実用的なのは2列目と3列目の背もたれを倒した状態で、すべて倒せば広大なスペースになるし、2列目と3列目の片側だけ倒せば、5人乗車しながら長尺物や大きめの荷物を積載できる。

戦略的な価格設定

ラゲッジ

2列目と3列目は分割可倒式なので、4~5名の乗車人数を確保しながら大きめの荷物を積める

価格は354万円と競争力があり、非常用の域を出ないとはいえ3列シート、7シーターSUVというのは貴重。しかも4.7m未満の全長で7シーターとなるとこのパッケージだけで触手が伸びる人もいるはず。2.5Lクラスのミニバンも含めて比較検討したいモデルだ。
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