輸入車/注目の輸入車試乗レポート

貴重な7シーター3列SUV、シボレー・キャプティバ

日本では少数派の3列シートSUVに、シボレー・キャプティバが加わった。しかも日本でも持て余さないサイズに収まっている貴重なモデル。意外なほど優等生だから要チェックの存在だ。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

日本でも扱いやすいサイズ

フロントマスク

ボディサイズは、全長4690×全幅1850×全高1790mmで、SUVだとマツダCX-7に近い。エンジンは2.4Lで6速ATとの組み合わせ。価格は354万円

3列シートを有するSUV、シボレー・キャプティバが今年上陸を果たした。全長4690×全幅1850×全高1790mmで気になるのは1.9mに迫る横幅だけで、サイズはマツダ・CX-7に近い。日本でもボディを持て余すシーンはそれほどないはずだ。

存在感のある顔つき

リヤビュー

撮影車にはアクセサリーのクロームパーツが装着されているが、SUVらしいタフなイメージと都会でも違和感のない洗練さも感じさせる。ルーフレールは標準装備で、ボディカラーは受注生産を含めて全5色を用意

お行儀のいいインパネや使いやすいシートはもちろん歓迎だが、最大のチャームポイントはやはり、迫力あるエクステリア、とくにフロントマスクだろう。大きく口を開けたツイングリルとその中央にあるボウタイエンブレムが醸し出す雰囲気こそが、この7シーターSUVを購入しようという動機、あるいは手に入れた際の満足度につながるだろう。

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