日本風の奥座敷は利用価値高し!

店内は居酒屋風のカウンターがあり、居ぬきかしら?と想わせるところがあるけれど、テーブルウェアは異国風に統一されており、インドシナ半島の料理を食べにきたのだなぁ……という気にさせてくれる。

店内

ゆったりと寛げそうな奥座敷

なによりも魅力的だったのは、奥の座敷だ。8~10名ほど収容できる部屋が1室あり、これがまた、実にゆったりと寛げそうな空間なのである。近々、友人たちを誘って、あそこで寛ぎたいなぁ……。そう思い、即座に、だれに声をかけようか、考えてしまったほどだ。

料理人は、カンボジアのプノンペン出身。スタッフは、タイのイサーン地方出身の女性。おふたりともとっても親しみをこめた笑みで接してくれ、話しかけると、心地よい会話が楽しめるのも魅力のひとつだといえるだろう。

強さと微笑みが潜む料理

レモングラスとバジルの炒めもの

豚肉をたっぷりのレモングラスとバジルで炒めた「チャー・クダウ」

クメール料理を口にして「タイ料理のように、もう少しはっきりした料理がいい。ベトナム料理のように、甘さがあったほうがいいなぁ」などと思われるかたもいらっしゃるだろう。その気持ちもよくわかります。ワタシも以前はそうでしたから。でも、何度か口にすると、また食べたくなるのが、クメールマジック。

「クメール料理 アプサラ」の料理は、決して構える料理ではないので、一度ふらりと立ち寄ってみてはいかがだろうか。料理を口にしたら、きっと食材やスパイスが長年培ってきた、真の強さや微笑みに、はっとさせられるのではないだろうか。そして、クメール人たちの歴史と重なって見えてくることだろう。

外観

湾曲した坂を上りきると、カンボジア国旗が出迎えてくれる。

■クメール料理 アプサラ
所在地:東京都新宿区袋町26
TEL:03-3266-5988
営業時間:11:30~14:30 17:30~22:30
定休日:火曜

オフィシャルHP:クメール料理 アプサラ

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