ふたりで学ぶマネー術/ふたりで学ぶマネー術

家族の幸せを支えるためにも妻も健康診断を受けよう!

定期的に健康診断を受けることが大切と分かっていても、スケジュールを組んだり、費用をかけたりするのは、意外と億劫なもの……。特に女性の場合は、家事や育児もあって自分のことを後回しにしがちです。今回は、特に妻の健康診断について解説します。

平野 直子

執筆者:平野 直子

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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定期的に健康診断を受けることが大切と分かっていても、スケジュールを組んだり、費用をかけたりするのは、意外と億劫なもの……。特に女性の場合は、家事や育児もあって自分のことを後回しにしがちです。今回は、特に妻の健康診断について解説します。

【今回の記事のインデックス】
健康診断、気になってはいるけれども……1P
健康診断を受けないワケは、時間or費用?……2P
身近な健康診断補助を賢く活用……3P
妻が健康でないと家族の幸せは守れない!……4P
ガイド平野(夫婦FP)の場合は?……4P

健康診断、気になってはいるけれども……

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体調が悪くなったら病院に行くけれど、その見極めはいつ?

「自分ではどこも悪くないと思っていたのに、健康診断で偶然病気が見つかった」「なんとなく調子が悪いな……と思って病院へ行ったら、既に病気が進行していた」といった話を聞くと、自覚症状がないうちから、定期的に健康診断を受けたおくことが大切だな……と痛感します。皆さんは、健康診断や人間ドックを定期的に受けていらっしゃいますか? 

最近は、健康に対する意識の高まりで、健康診断や人間ドックを受けている人も年々増加傾向にあり、厚生労働省の調査によると平成22年は約6割の人が受診したそうです。けれども、年齢・性別に見ると、ちょっと気になる点がありました。
図表1

厚生労働省 平成22年「国民生活基礎調査の概況」をもとに、ガイド平野直子がグラフ作成(クリックすると拡大表示します)

上のグラフは、年齢と性別にみた健康診断や人間ドックの受診率です。男性は、職場で定期的に健康診断を受ける機会があるからか、全体で約7割の人が受診しています。健康を気に掛ける人も増えてくる40代、50代になると、8割近い受診率です。

けれども、女性は全体でも男性より約10%少なくなっています。女性の方が、パートや専業主婦などで定期的に健康診断を受ける機会が少ないから、というのもあるでしょう。特に30代は、男性よりも20%近く受診率が低いことが分かりました。

>>健康診断を受けないワケは、時間or費用?
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