セカンドカーとしてのスペシャリティカー
メーター部分は大小3つのメーターが並ぶカタチ。左から燃料計、速度計、回転計となっています。ちなみに後席へのアクセスのために助手席を倒す際、運転席からも操作しやすいよう助手席の運転席側ヒンジの後ろにもレバーが設けられました
スペシャリティカーをうたう以上、外観のデザインだけでなく、内装にも力が入れられています。インパネ部分は基本R2と同じなのですが、マット仕上げや3眼独立式のメーターはR1オリジナルで、高級感が演出されています。またオプションにレザー&アルカンターラセレクションを用意。シートのサイドが本革で、残りがアルカンターラになるほか、本革巻きステアリングやシフトノブ、アルミ製スポーツペダルが奢られる豪華仕様です。軽自動車に、本革ですよ。そのほか静粛性の対策など目に見えないところにも力が入れられています。
後席に大人が座ることは難しいですが、逆に後席に置いた荷物を前席から簡単に取ることができます。また後席と助手席を倒すとゴルフバックなども搭載できます。さらにラゲージには深さ約20cmのサブトランクも用意されています
さて、セカンドカーとして考えると、スマートやiQの中古車価格よりはお手頃ですし、燃費や税金面で優位です。また何より「もう二度と出てこない」という希少性まであります。個人的には、なかなか世界の車にデザインで勝てない日本車が多い中、デザインで勝負でき、さらに「ケイジドウシャ」という技術性でもアピールできる数少ない一台だと思います。車を道具と捉えずオモチャと思えるような、遊び心のある人なら、触手が動くのではないでしょうか。
このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。
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