リフォーム工事の3大トラブル - 2
指さし確認、打ち合わせシート、設計図書の確認で工事内容を確認
電話での打ち合わせも全てメモに残して、言った言わないのトラブルを防ぎましょう。
見積りの段階から行き違っているケースもあります。リフォームの見積もりを受け取る時は一項目ずつ工事内容を確認し、現場で工事範囲の指さし確認を行って下さい。
また 「言った言わない」 を防ぐために、全ての打ち合わせはメモに残す、契約を交わす時には工事内容が記された書類がそろっているかを確認しましょう。
打ち合わせメモの取り方、見積書の受け取り方、工事完了検査のタイミングなど、リフォームで多いトラブルを事前に回避する方法を下記で詳しくご紹介していますのであわせてご覧ください。
■リフォームトラブルを回避するための五か条
リフォームは既製品の購入とは違い、最初のイメージと出来上がりが違うといった不満が起きることもあります。リフォーム前にイメージを具体化させるコツは下記でご紹介しています。
■イメージ通りにリフォームする3ヶ条
リフォーム工事の3大トラブル - 3
余裕のある日程、工期の遅れを防止する
工事開始後は工程表を出してもらい内容の報告は毎日受けましょう。
トラブルの原因としては、開けてみたら腐っていたなどの不測の事態への対応、追加や変更工事による工期延長、工事監理不足、無理な工期設定によるもの、天候や天災によるものなどがあります。
リフォームは工事に着手しないとわからない部分があるだけでなく、追加変更や商品決めが遅れると工期が延びることもあります。余裕を持った日程でのぞみましょう。
工事の監理不足、無理な工期設定による工期延長を防ぐためには、業者選びの段階での吟味はもちろんのこと、工事開始後は工程表を出してもらい工事内容の報告を毎日受けましょう。
大規模リフォームやマンションリフォームの場合は、仮住まいに引っ越して工事を行うこともあり、工期延長によってその家賃の支払い分担でトラブルになることもあります。契約時には、工期延長の場合の経費負担や遅延金の請求方法などについてもシッカリ確認しておきましょう。
見積書、工程表、保証期間の確認方法、リフォームのスケジュールの立て方を下記にご紹介していますのであわせてご覧下さい。
■リフォーム業者に必ず確認! 4つのポイント
■リフォーム完成時期を遅らせない5ステップ
住まいのトラブル相談窓口:住まいるダイヤル(財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター)
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