女性が生涯で一度は持ちたいジュエリー――そのひとつがベーシックなパールジュエリーではないでしょうか。パールネックレスは、成人式や入学式、卒業式などに身に着ける“フォーマル”の代表格。東洋女性にとてもよく似合うパールは、最近ではフォーマルの場ばかりではなく、カジュアルな装いにも浸透しています。

日本を代表するパールジュエリーの先駆けとして活躍してきたのが「ミキモト」です。創業者である御木本幸吉は、真珠の養殖とパールジュエリーの発展に一生を捧げた人でした。1858年(安政5年)、鳥羽に誕生した御木本幸吉は、当時横浜で行われていた真珠取引に着目。志摩に自生する真珠貝の減少に心を痛めていた御木本幸吉は、全国水産動物学会の箕作佳吉博士の指導を仰ぎ、養殖真珠の研究へと邁進します。その道のりは険しく、御木本幸吉は幾度もの失敗の中、試行錯誤を繰り返しました。

そんな彼の努力に光が射したのが、1893年(明治26年)のこと。養殖真珠第一号となる、半円真珠を完成させたのです。後の1905年(明治38年)には 真円真珠が完成。真珠を日本で生み出し、全世界に発信するという創業者の努力が、現在におけるミキモトの「養殖・製作・販売」の一貫体制を築き上げたのです。
「エトレンヌ」

「エトレンヌ」ネックレス アコヤ真珠(パールサイズ約7.0~8.0ミリ未満)、銀製(留金)、約40センチ、イアリング アコヤ真珠(パールサイズ7.75ミリ)ホワイトゴールド製、37万8000円


パールネックレスが本格的に売り出された1923年(大正12年)から、ミキモトはさまざまなネックレスを生み出してきました。写真の「エトレンヌ」はもっともベーシックなスタイルのセットジュエリー。7.0~8.0ミリのアコヤ真珠を用い、一番大きくなるフロント部分でほぼ均等にサイズをそろえたネックレスは、美しい色と光沢が顔周りを明るく見せてくれます。

長さは、もっともポピュラーな40センチ。フォーマルにはもちろん、長めのパールネックレスと組み合わせることでカジュアルにも取り入れられる、一本は求めておきたいオールマイティな長さです。フランス語で“初めての”や“贈り物”を意味する「エトレンヌ」。その名にふさわしく、初めて身に着けるファーストパールとして、人生の節目を美しく彩り続けてくれることでしょう。

■問い合わせ
ミキモト カスタマーズ・サービスセンター
Tel.03-5550-5678
https://www.mikimoto.com/jp/contact/index.html
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。