ランチでもネパール料理が充実
そもそも、今回紹介するこのお店との出会いは、三鷹にあるとあるインド料理店で働くネパール人と、ネパール料理について話が盛り上がったことにさかのぼる。
豆スープ、ごはん、おかずがセットになった「ダルバート」
私がこのインド料理店を訪れたのは、ランチも終わり時。客はすでに誰もいない状況が功を奏したのか、話は和やかに、そして延々と続いた。すっかり打ち解けたころ、「東京でネパール料理店には行きますか?」と尋ねてみると、「新大久保にある“
モモ”は一度行ったよ。あそこは、いいね。あとは、この近所。この店の近くに、友人がネパール料理店を開いたんだ。よかったら行ってみてよ」と、勧められたことがきっかけである。
子供でも食べられる優しい味。ネパールの焼きそば「チャウミン」
それからほんの数日後、早速昼間にその店を訪れてみると、ランチメニューにネパールの国民食「ダルバート」を発見。ランチからダルバートを口にできるお店は、都内でも数えられるほどなので、これでテンションは上昇。ダルバートに、サウザンアイランドドレッシングがかかっている生野菜サラダがついていたのはちょっと気になったけれど、ダルバートのほかにも、ネパールの焼きうどん(チャウミン)やトクパ(ラーメン)がランチでも食べられることがわかり、テンションはさらに上昇した。そんなネパール料理の充実ぶりに、思わず身を乗り出し、調理場をのぞいてしまったほどである。