2013年度の年賀状作成ソフトのトレンドは「クラウド対応」と「Windows 8対応」
年賀状作成ソフトの選び方は?
もし、できるだけ簡単に時間をかけずに年賀状を作りたいなら、毎年同じ製品をバージョンアップするのがよいと思います。作った住所録もそのまま使えますし、操作方法を新たに覚える必要もないからです。
しかし、これだけ製品が成熟すると「去年は○○だったけど、今年は△△を使ってみよう」という選択も可能です。年賀状作成ソフトは、年によっては何周年と銘打って特別な機能や付録が付くことがありますので、それを目当てに乗り換えるのもアリです。好みのテンプレートやイラストのついた製品を選ぶのもよいでしょう。他ソフトからの乗り換えは価格的にもお得です。
ただし、住所録のデータを引き継げるかどうかは必ず確認してください。これができないと、イチから住所録を作る羽目になります。また、せっかく購入するなら、暑中見舞いや転居案内など、年賀状以外のはがき・文書を作成できる製品がおすすめです。以上のポイントは、体験版があるソフトでは必ずチェックしてください。
2013年版の年賀状ソフトのトレンドは「クラウド」と「Windows 8対応」です。次ページから代表的な年賀状作成ソフトを4本紹介しますが、どれにも住所録や文面データをオンラインストレージ(インターネット上のハードディスク)に保存する機能が用意されています。オンラインに保存するので、万が一、災害等でコンピューターが使えなくなっても安心というわけです。データをしっかり守りたい方は、ぜひ活用してください。
また、どのソフトも「Windows 8対応」を明記しています。ただし、ざっと見たところ、Windows 8で動作するという意味合いが大きく、Windows 8のタッチ操作を活かした機能が搭載されている、というわけではなさそうです。
では、次ページから、代表的な年賀状ソフトをご紹介しましょう。
>まずは「筆まめ Ver.23(筆まめ)」からご紹介します。