ランエボより大人?なラリーアートもオススメ

ギャランフォルティス   インパネ

写真はスポーツのインテリア。エクシードには木目調を配するグレード(スーパーエクシード)もあります。またスポーツのみパドルシフトが備わります。

ギャランフォルティスのグレードを大別すると、大きく3つに分けられます。1つは基本仕様のエクシード、スポーティな走りに振ったスポーツ、さらにスポーティなラリーアートです。グレード毎にキャラクターがはっきりしていますから、選ぶ際はそれぞれがどんな車なのか、頭に入れておいたほうが良いでしょう。

エクシードは標準で16インチを履き、アルミホイールやハーフレザーシートを備えたグレードも用意されています。乗り心地は同車ではもっとも柔らかめですが、前述したように従来の国産車のようはふわふわしたものではなく、しっかりした柔らかめです。スポーツは標準で18インチ(いきなり2インチもアップします)のアルミホイールを標準で履き、専用にチューンされたサスペンションが備わります。パドルシフトも標準装備。乗り心地ははっきりと硬めですが、特にスピードが乗ってくるとシナッ!としてくる感じが素敵なグレードです。

ギャランフォルティスラリーアート  フロント

ランエボと同じく SSTを搭載しているラリーアート。今のところ国産で唯一となるこの2ペダルのダブルクラッチ式MTをランエボより安く、また新車より100万円安く味わえるだけでも、ラリーアートの中古車はおいしいと思います。サーキットは無理でも山道は楽しいですよ

さらに戦闘性を強めたラリーアートは、2008年7月に追加されたモデルです。ランサーエボリューションXのディフュージョン版と言っても良いかも知れません。新車時価格は298.2万円で、同車の中では最も高いのですが、ランエボと比べると約70万円は安いのです。しかしランエボ同様にツインクラッチの2ペダルMTであるSSTや、ACD(アクティブ・センター・デファレンシャル)、4WDを備えています。違いはターボエンジンがツインスクロールからシングルスクロールになり、またAYC(アクティブ・ヨー・コントロール)が備わらないことなど。さらに足回りも専用チューンなので、ランエボの、あのガチガチな乗り心地とも無縁です。

つまり「ランエボほど必死に走りたくはない」けれど、トルコンATよりダイレクト感があって、プロドライバーのMT操作より素早くギアの決まるSSTや、240ps&35.0kgmの2Lターボエンジンと4輪で路面を掻きむしる4WDによる加速感などを手軽に楽しむには最適な一台。大人のランエボ、だと私は思います。乗り心地はしなやかですから普段のドライブはラクだし、いざその気になっても楽しめるし……。最近は200万円を切った中古車が時々出ますので、ぜひ狙ってみてください。

このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。

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