西郷理恵子の恋愛コラム/西郷 理恵子の恋愛情報

あなたは、彼氏ではない男性とも、セックスしますか?(2ページ目)

一昔前、「セックスは恋人になってからするもの」という価値観が、多くの女性にとって、恋愛の常識でした。しかし現在、この「セックスは恋人になってから」という恋愛のルールが変わり始めています。

西郷 理恵子

執筆者:西郷 理恵子

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セックスフレンド4割弱がいる

デートもセックスもするけれど、恋人ではない関係

デートもセックスもするけれど、恋人ではない関係

「セックスフレンドいる(いた)か?」という質問に対しては、YESと回答したのが、37.4%と4割弱にも上りました。 “セックス=恋人”に囚われない価値観が広がっているのです。
このような統計を目にすると、「日本女性の性のモラルが低下した」、「『淫乱』『ヤリマン』『ふしだら』な女性が増えた」と、眉をひそめる男性もいることでしょう。しかし、その背後には、「女性は、性的に男性(自分)よりも奔放であって欲しくない」という男性心理が働くからでしょう。

性意識の変化は、もちろん女性だけのではありません。交際を伴わずに、セックスそのものをより貪欲に楽しむ関係が男女双方に増えてきたと言えるでしょう。

また、セックスフレンドとの関係性については、以下のようになっています。

Qセックスフレンドとの関係性は?(複数回答)
1. 男友達のひとり57.1%
2. 元彼 24.7%
3. 職場の同僚17.3%
4. 職場の上司15.6%
5. 仕事関係の知人 8.7%

セックスフレンドの約25%が元彼というのも興味深い数字です。別れた後、男性も女性も、なんとなく人肌恋しい夜に、元恋人を思い出し、電話をしたりメールをしたりすることがあるでしょう。

「未来を約束する相手ではもうない」という認識が、双方か片方にあっても、人間として嫌いになって別れたのではない。そんなケースの元恋人達にとっては、「今を楽しむ」ことに主眼が置かれるセックスフレンドという関係は、手頃で継続しやすいものかもしれません。また、お互いの恋愛を束縛し合わない関係にはなったけれど、以前のように二人で食事やデート、そしてセックスを続けていて、傍目には、恋人として交際しているのとほとんど変わらないような男女関係も、珍しくなくなってきているようです。
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