竹林の先の白い家
1. 北西の角地に建つ。主な窓は西側の1階と2階に1つずつ。外壁は弾性アクリル塗装。 2. 植栽計画は「庭工 永久保」の永久保さんが担当。15種以上の樹種を植えて面積以上の広がりを演出している。 3. 塀のトップ(笠木)に大谷石を載せている。塀の奥は勝手口への通路。 4. 木製サッシュのガラス引戸は幅1.4m、高さ1.5mの特注品。 5. コンクリートの三角の中庭は約3坪。 |
最寄りの駅から落合川を渡り、竹林公園と住宅地の間の細い道を登って行くと、やがて落ち着いた住宅地にたどりつきます。さらに足を進めると、視界の先の角地に真っ白い家が現れます。足元は道路と塀の間の1.5m幅に雑木林のような自然な樹木が植えられ、壁には大きな窓が2つ。そして屋根の上には煙突。なんとも微笑ましい外観です。西側の壁は真ん中でわずかに折れ曲がっていて、窓を守るかのように立ち上がったブロック塀との間に、三角形の小さな中庭があります。
◆建築家プロフィールと建築データ