縁側テラスのある和室

 

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和室

1. 和室の入口の前に設けられた70cm角の天窓。
2. 和室の間仕切りを開けると吹抜けと一体空間になる。間仕切りの小口には革製の引き手が付いている。
3. 4. 和紙クロスを太鼓張りにした襖と間仕切りを引けば個室になる。
5. 和室のテラスを見上げる。天井には通気用の穴が規則的に空けられいている。
6. テラスの奥行きは80cm。足元は竹を敷き詰めた縁側のような仕上げ。
7. 和室の収納は圧迫感をなくすために畳から10cm上がっている。


和室の入口の足元には、畳の高さに揃えたタモ無垢材の幅広の無垢板が敷かれています。ここは襖の間仕切りで閉じると、個室になるフレキシブルな空間です。正面の壁には障子が嵌め込まれた大窓があります。障子を開けると奥行きのある縁側のようなテラスです。黒い側壁と竹の床と木の手摺が茶室を連想させます。
自然環境を最優先に土地探しをしていたところ、偶然が重なって、奇しくも自由学園の近くに居を構えたTさんご夫妻。この家の周辺には竹林公園をはじめとして多くの自然が残っています。なかでも澄んだ水の美しい落合川と南沢湧水群は、「平成の名水100選」にも選ばれるほど。きっと幼い娘さんは、この恵まれた環境と自然素材に囲まれたこの家を原風景として、すくすくと育っていくことでしょう。

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