燃費が1.5倍良くて最高出力も上なのに、値落ち率が高い

クラウンハイブリッド フロント

当然ディスチャージヘッドランプで、コーナリング時に曲がる先を照らすインテリジェントAFSを標準装備しています。また標準のナビはバックモニターのほか、助手席側のドアミラーに備わっているカメラで(折り畳んでいても)サイドビューを見ることが出来ます

気づけばこんなに値落ちしていて「おいしい!」という中古車をご紹介しているこの企画。今回はトヨタクラウンハイブリッド(現行)を取り上げたいと思います。世の中は完全にエコモードで、トヨタはカムリをハイブリッド専用モデルにし、アルファード/ヴェルファイアにもハイブリッドモデルを追加する予定で、さらに新たなハイブリッドカー計画まであるとニュースになったばかり。それだけ最近はハイブリッドカーが大人気なわけですから、当然このクラウンハイブリッドも人気なんだろうな、なんて中古車価格を見てみたら……え!? だったもので、慌てて今、書いています。

デビューは2008年2月。ただし販売は同年5月からでした。その時点で納車2ヵ月待ちでしたから人気は高かったのです。ですから、中古車価格を見たときはまさかと。何しろ、原稿執筆時点では修復歴なしで7万km、2008年式のスタンダードパッケージが285.6万円で見つかります。いっぽう、同じV6の3.5L(厳密にはハイブリッドは専用チューンされていますが、ベースは同じ)を搭載するガソリン車、クラウンアスリートを見てみると、修復歴なしの2008年式で6.7万kmという車が256.2万円でした。

クラウンハイブリッド   リア

ABS&VDC&TRC&アクティブステアリングをすべて統合制御するVDIMを装備。つまり、ドライバーの意のままに&安全に車が走ってくれるというわけです。またエアバッグはサイドやカーテンシールド、ニーエアバッグまであるなど安全装備は万全

つまりハイブリッドのほうが約30万円高いのですが、新車時価格はどうだったかと言えば、ハイブリッドが595万円、対してアスリートは487万円。ということは100万円以上あった差が、30万円にまで縮まっているのです。「まぁ燃費が良いだけだから、そんなもんでしょ」なんて思う人がいるかも知れませんが(多くの人がそう思うからお得になっているのかも知れませんが)、いやいや、クラウンハイブリッドは燃費が良いだけではありません。実は装備もかなりすごいんです。

装備の前にまず単純に考えても、アスリートの10・15モード燃費は10.0km/L、ハイブリッドは15.8km/Lですから、燃費は1.5倍もハイブリッドのほうが上。しかも同じ3.5Lのエンジンでアスリートは最高出力315psですが、ハイブリッドはそれにモーターが加わるので、システムトータルで345psです。にもかかわらず、その差がわずか30万円程度ならば、私ならハイブリッドのほうを迷わず選択します。

クラウンハイブリッドが魅力的な理由、次ページでまだまだ詳しく見ていきましょう。