乗り心地がよく、キビキビ走るコンパクトSUV
上級グレードのGはエアコンがオートで左右独立式になり、大型のガラスサンルーフが備わるなど、装備が充実しています。個人的には大型のガラスサンルーフが大好きなので、Gを選ぶだろうなぁ
そのいっぽうで、2Lだから力不足かと言えばそうではなく、中低速域のトルクを重視したエンジンとCVTの組み合わせにより、ライバルとほぼ同等の加速感を確保しています。また静粛性が意外と高く、室内は静かです。何よりも私が魅力を感じるのは、乗り心地です。レースで有名なザックス社と共同開発したショックアブソーバーを採用するなど、その足回りは欧州車風で、高剛性のボディと相まってなかなか締まった、とはいえ速度が増すほどフラットになるその乗り心地は、他の国産車とは別物な感じがあります。また山道においても背の高さをほとんど感じさせることなくスイスイと曲がっていきます。
通常は4スピーカーですが、メーカーオプションの純正HDDナビ装着車はツィーターが追加され6スピーカーとなります。またラゲージは室内高こそライバルより低いものの、床面積や床面長はライバルと同等です
都市部を走るにはこのサイズがちょうど良く、だから欧州でRAV4やCR-Vがウケているのかも知れません。また、このカテゴリーには既にVWがティグアンを投入し、三菱がRVRを復活させてきました。さらに近々アウディがQ3を、マツダもCX-5をデビューさせる予定。今後激戦区になりそうなカテゴリーです。そうなる前にこの欧州生まれの日産車を選ぶって、なんだか高見の見物っぽいというか、余裕がある感じがしませんか。
このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。
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