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ゴルファーにも高まるボディケアの重要性(2ページ目)

決して、身体への負担が小さくないのがゴルフ。特にゴルフスイングを行う上で、筋肉や関節の柔軟性は、ケガを防止する意味でも重要。マシンを用いた最新のストレッチ「ボディメトリクス」を、2回に分けて紹介します。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

ボディメトリクス ゴルフとは? 

ボディメトリクス

マシンを使って、柔軟性を高め、可動域を広げる「ボディメトリクス」

フィジカル面のトレーニングの必要性を感じていた折、ガイドが出会ったのが「ボディメトリクス ゴルフ」。
ストレッチやボディケアと、ゴルフを融合させた新しいメソッドで、一昨年ごろから東京都内を中心に展開され、注目を集めています。そこで今回から2回に分けて、この画期的な「ボディメトリクス ゴルフ」について紹介したいと思います。

「ボディメトリクス」とは、専用のマシンがストレッチをサポートする運動です。
マシンが正しい軌道を描きながら軽い負荷を与え、適切なスピードでの切り返し動作を導くことで、リズミカルな筋肉の収縮と弛緩ができるというもの。筋肉を伸ばして柔軟性をアップするほか、こわばった筋肉の血流が改善し、むくみ、肩こり、腰痛なども緩和するとか。

一見、よくジムなどにあるウェイトトレーニングのマシンのようにも見えますが、行う運動はむしろ逆で、適度な負荷が筋肉を伸ばすように働きます。自分から積極的に力を入れたりすることはありません。
骨盤や背骨を支えるインナーマッスルも鍛えられるため、身体のゆがみ解消や基礎代謝がアップなどの効果があり、ダイエットにも良い影響を与えるということです。

これをゴルフと融合させたのが「ボディメトリクス ゴルフ」。
ゴルフに必要な、関節可動域を広げる、インナーマッスルを強化するといった効果を用いて、スイングの矯正と心身の健康を同時に得ようというものです。

一般的なゴルフレッスンは、スイング矯正に時間を割きます。
クラブの動かし方や身体の動かし方をインストラクターが指導するわけですが、その時に受ける側のゴルファーの身体に十分な準備が出来ていなければ、本来行いたい正しい動きが出来ないといった状況もあり得るわけです。

「ボディメトリクス ゴルフ」では、再現性が高く、身体に無理のないスイングをするために、肩甲骨や股関節の可動域を広げ、身体の準備を行います。
ケガの予防はもちろん、柔軟性を活かして飛距離アップにつながるのも効果の一つ。ストレッチ後、すぐに効果が現れる即効性も魅力で、柔軟性のアップやヘッドスピードの向上も体感できます。

検証結果によれば、アマチュアゴルファーの男女25人に対し、ボディメトリクス30分実施後に飛距離を検証したところ、平均でなんと16.4Yもアップしたといいます。まさにマジックです。

ゴルファーの潜在能力を引き出す「ボディメトリクス ゴルフ」。
次回は、ガイドが体験取材。その効果を実際に検証します。

<取材協力>
コマイゴルフスタジオ(KGS)
東京都千代田区内神田1丁目12-3
翔和内神田ビルB1
TEL / FAX:03-3293-5566
http://www.kgs.gs/




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