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保険会社合併で9月末に多くの保険商品が消える!?(2ページ目)

10月1日付で生命保険会社の合併が2つあります。生命保険会社同士が合併すると、今まであった保険商品はどうなってしまうのでしょうか?

松浦 建二

執筆者:松浦 建二

医療保険ガイド

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必要ない保険に加入する必要はないが…

合併により保険商品は一本化される予定

合併により保険商品は一本化される予定

今回の合併によって売り止めになりそうな保険商品の中には、ファイナンシャルプランナーが保険ランキングで選ぶような人気商品も含まれています。必要ない保険に加入する必要はありませんが、人気商品に興味がある人はいろいろな保険ランキングを確認してみて下さい。

売り止めになるかもしれない保険に以前から加入しようかどうか検討していたものの、何となく結論が延び延びになっていた人は、期限が決められてしまった以上、決断しなければなりません。ただ、似たような商品は他社にもあるので、他社でも可能なら無理して決断する必要はないです。 

年明けにはさらに3社が合併予定

2012年1月~3月頃には、AIGエジソン生命とエイアイジー・スター生命、ジブラルタ生命の3社も合併する予定になっています。同様に保険商品も一本化される見込みの為、合併を機に売り止めになる保険商品が多く見られそうです。この3社はドル建ての保険商品を比較的多く取り扱いしています。まだ時間はありますが、気になる人は要チェックです。

10月の合併と年明けの合併により、生命保険会社が4社も減ります。そして保険商品も4社分減ることになります。一般消費者(加入者)の立場から言えば、それだけ選択肢が減ることになるので、合併はあまり歓迎できません。しかし、日本には生命保険会社が40社以上もあり、新たな生命保険会社も登場しているので、合併で4社減ったからと言って、選択肢が少なすぎて選べなくなるような事態にはならないはずです。

また、合併によって保険会社の経営基盤はより安定するでしょうから、今まで以上に安心して長期間加入し続けることができそうです。合併後の保険会社には、保険商品数が減った分を補って余りあるくらい魅力的な商品が登場することを期待しましょう。



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