筋トレ・筋肉トレーニング/腹の鍛え方

脇腹の筋肉の鍛え方! 面倒くさがりでも鍛えられる筋トレメニュー

今回は、気になるお腹……特に脇腹を中心に、スッキリと引き締める筋トレをご紹介しますので、面倒くさがりなあなたも「これだけやればOKなんだ」と前向きの暗示をかけて、取り組んでみてはいかがでしょう。鍛え方のコツやヒントを参考にしてみてください!

森 俊憲

執筆者:森 俊憲

筋トレ・筋肉トレーニングガイド

面倒くさがりな人の脇腹筋肉トレーニング!

脇腹の筋トレ

例えばわき腹対策。筋肉を刺激することでメリハリをしっかりとコントロールできる!

ダイエットは、「挫折ビジネスの永遠の定番」といわれているほど、途中で投げ出してしまう人の多いジャンルです。ダイエットの一環として行われることの多い、この筋肉トレーニングも然り。始めた頃はあんなにもモチベーションが高かったのに、一週間も経たないうちにパワーダウンしてしまい、いつの間にかトレーニング自体をやめてしまった―――今回は、そんな面倒くさがりな人でも、トレーニングを続けられるようになるためのコツやヒントをご紹介してみたいと思います。
 
<目次>
 

トレーニングを続けるコツ1:マイナスの自己暗示をかけない

人には、一度何かに失敗すると、「また次も失敗するかも……」といったマイナスの自己暗示をかけてしまう性質があります。実は、ダイエットやトレーニングが続かない大きな原因がこれです。「何度も挫折しているのだから、今回もきっと続かないはず」、「たぶん続かないだろうけど、とりあえず始めてみよう」などと、始める前から自分を疑ってしまい、知らず知らずのうちにモチベーションを下げてしまっているのです。そうすれば、結果が出なかったときにも、「やっぱり自分には無理だったんだ」と、無理やり納得することもできます。初めから逃げ道が作られているので、達成率は下がる一方というわけです。

しかし、その「たぶん続かないだろう」という憶測は、おそらく自分で勝手に思い込んでいるだけで、実際に誰かに言われたことではないはずです。誰に頼まれてもいないのに、自分で自分をダメなほうに追い込んでいく必要はありません。面倒くさがりなのは仕方ないにしても、せめて気持ちだけは「できるんだ」と思うようにすれば、何かひとつ変わるかもしれません。
 

トレーニングを続けるコツ2:お得感のあるメニューをこなす

2つめはちょっと力技のようですが、行うトレーニングメニューを「これ一つで、あれもこれも鍛えられる」、「短時間で効果大」といった、お得感のあるものにすることです。そうすれば、「とりあえずこれだけやればいいんだ」、「これを10回やれば、すぐに終わるんだ」という風に、少しでも前向きな気持ちになることができるはずです。

この方法、くだらないように思えて、実は意外と効果的。なぜなら、そうしたお得感に惑わされて続けているうちに、いつの間にか習慣化し、トレーニングをしないほうがかえって気持ち悪い、という状態になるからです。そうなるまでぜひがんばって続けてみてください。
 

脇腹と下腹が引き締まる「ダンベルシットツイスト」

軽めのダンベルを使用し、わき腹と下腹をしっかりと効果的に引き締めるトレーニング。下半身を固定し、ダンベルのリードで上半身を大きく左右にひねることで、腹斜筋をダイナミックに刺激していきます。

【HowTo】
手順1

手順1

体操座りの状態から、胸の前でダンベルを握る。背すじを伸ばし、上体はやや後ろへ傾ける
手順2

手順2

下半身は固定したまま、ダンベルを持った腕と同時にウエストから大きく左右にひねる
手順3

手順3

反対側も同様に。左右交互にひねっていく

【ポイント】
・左右交互に10回/1セットを1日2セット実施が目安
・腕だけでダンベルを左右に振らない。反動を使わずゆっくりと動作
・負荷が大き過ぎてつらい場合は、ダンベルなしで行ってもOK
・フォームのバランスを崩さないよう、軽めのダンベルを選ぶようにする
 

お腹周りに圧倒的効果「サイドボディリフト」

わき腹の力だけを使い、ゆっくりと身体を持ち上げることでお腹まわりを引き締める自重系トレーニング。コンパクトな動作ながら、腹斜筋を中心にわき腹の筋肉をしっかりと刺激することができます。

【HowTo】
手順1

手順1

床に横向きに寝そべり、上体を腕で支える。
下側になっている腕のひじ(写真では右手)を肩の真下につき、反対側の手(写真では左手)を体の前に置いて支える
手順2

手順2

腰を上げて、体を持ち上げる。全身が一直線になるように意識しよう
手順3

手順3

上側の脚(写真では左脚)をまっすぐ上に持ち上げて、元の位置に戻す。この動きを繰り返す

【ポイント】
・左右それぞれ10回/1セットを1日2セット実施が目安
・腰部分を持ち上げる際に、手の力はできるだけ使わないようにする
・動作中はできるだけ床に腰をつけないように意識する

初めはつらくて、正しいフォームで行うことがなかなか難しいかもしれませんが、心配ありません。やっているうちにできるようになるものです。最初から完ぺきを目指そうとせず、100点満点中の50点くらいだけど良しとするかと思うのも、トレーニングを続けていくコツの一つですよ。面倒くさがりだったガイド自身が言うのですから、間違いありません。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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