ささくれていたり、つい舐めてしまって赤くただれていたり、と唇の荒れは意外と目立ちます。ここでは、効果的なリップケアをご紹介します。
リップクリームも種類が豊富に
スティックタイプが一般的ですが、クリームやジェルなどリップケアアイテムの種類も増えてきました。
一般的に男性が所持している率が、非常に高いといわれているコスメが、何を隠そうリップクリーム。 誰もが持っているものですし、また、少なからず口に入ってしまうので、適当に買うのではなくきちんと吟味するべきでしょう。植物成分や蜂蜜、プロポリスなど自分のトラブルに合わせたものを選んでください。
おなじみのスティックタイプのものだけでなく、より潤い感のあるジェルタイプ、またジャーに入って唇にぴたりと密着するクリームタイプなどテクスチャーの違いもあります。ジェルやクリームは一度、指にとってから塗ります。清潔な指で塗らなければ、唇にも、そして残ったコスメにも影響を与えてしまうので、注意しましょう。
スティックタイプは万能選手
塗りすぎは唇が光って、「いかにもケアしました」という印象になるので、注意しましょう。
唇は粘膜と皮膚をつなぐデリケートな部位。皮膚のように脂肪や水分を貯めておけないので、ちょっとした刺激にも敏感に反応します。また、乾燥や紫外線に弱いので、日頃からリップクリームでケアする習慣をつけましょう。
やはり男性が使いやすいのはスティックタイプでしょうか。サッと取り出して、すぐに塗れるのは何より便利です。リップクリームは冬だけのアイテムではありません。紫外線防止のためにはSPFなどが配合されたものを一年中、使うのがよいでしょう。
浸透を促す、ひと手間
唇には縦のスジが入っているので、それをこすり合わせるようにして、クリームをなじませます。
リップクリームを唇になじませるには、少々コツが必要です。肌と違って、唇は縦に線が入っているので、リップクリームを塗った後に、縦方向に唇を軽くこすり合わせてなじませます。こうすることで、溝の奥まで成分が浸透し、より乾燥や刺激から唇を守ってくれるのです。
ひどい乾燥にはラップを使う
乾燥がひどいときは、ラップで覆ってさらに成分を浸透させましょう。
もし荒れがひどい場合は、スペシャルケアを。まず、リップクリームをいつもよりも厚めにたっぷりと塗ります。次に、上記のように縦に唇をこすり合わせた後に、口角から中心に向かって円を描くように指でマッサージしてなじませます。さらに、ラップ唇の大きさにじゃっとして、パックします。そのまま10分間ほど置いて浸透させましょう。さらにマスクをして、湿度を保つとより効果的です。