メンズコスメ/男のスキンケア基礎知識・ハウツー

化粧水の役割と正しいつけ方(2ページ目)

潤い補給に欠かせない化粧水。ベーシックなアイテムですが、きちんとしたつけ方をするだけで、効果が倍増します。水分補給の大切さと、ただしいつけ方を学びましょう。

藤村 岳

執筆者:藤村 岳

メンズコスメガイド


じっくりとつけたい人はコットンを

化粧水

コットンにとるとムラなく、塗布することができます。ヒゲの薄い人や乾燥気味の人は試してみて。

女性のようにコットンを使うという人もいるでしょう。もちろん、OKです。顔は意外と凹凸が多いので、コットンに浸しておけば凹んだところにもつけやすく、顔全体に塗布できるからです。
しかし、一部の男性には不向きな場合も。まず、ローションをコットンに染みこませたり、パッティングしたりと時間がかかること。次にヒゲを伸ばしている人はもちろん、剃っている人でも、少しヒゲが伸びてきた夜はコットンがヒゲに引っかかって、繊維が顔についてしまうからです。さらに、コットンは力の加減が難しく、こすりつけてしまうと刺激となってかえってトラブル招いてしまうのです。

 

肌にじっくりと浸透させる

化粧水

化粧水を塗布した後に、ハンドプレスをすることで、化粧水がしっかりと浸透します。慌てずゆっくりと。

肌にスプレーでも、手で塗っても、あるいはコットンでもよいのですが、ローションをまんべんなく塗布したら、軽く手で押さえましょう。こうするだけで、肌への浸透がよくなります。目安は肌がもっちりとしてくるまで。手に吸い付いてくるようになれば、水分が行き渡った証です。もし、足りなければ、化粧水をさらに追加して、二度づけ、三度づけをしてください。

 


乾燥がひどければパックをする

化粧水

乾燥がひどければ、部分的にパックスをするのも有効です。5~10分くらいおくのがが目安。

夏の紫外線や冬の気温の低下などで、新陳代謝が鈍ります。さらに秋~冬にかけては、空気が乾燥して肌がカサカサに乾いてしまいます。ただでさえ男の肌は、皮脂が多いので、放っておくと脂っぽい肌になりがち。しかもそれがシワやくすみ、たるみの遠因にもなります。

そこで、水分補給が必須となると今まで説明してきました。しかし、普段のケアだけでは足りない場合があります。このダメージは意外と根深いもの。それに対処するためには、化粧水を染みこませたコットンやマスクを肌に乗せて、乾燥対策をするとよいでしょう。

このようにしっかりと水分を補給することが、大切なことはおわかりいただけたでしょうか。これから、毎日、こつこつとやってみると、肌の調子が違うことに気づくでしょう。
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