男のこだわりグッズ/グッズ関連情報

冷たいものは冷たく、熱いものは熱く、飲みたいから(2ページ目)

SUS Galleryのチタンを使った真空二層構造のカップは、その保温保冷力や冷たい物を入れても結露せず、熱いモノを入れても普通に持てるといった機能性と、チタンという素材が持つ軽さと丈夫さといった使い勝手、そして、口当たりの良さや飲み心地、デザイン性まで、あらゆる面から名品と言えるカップです。

納富 廉邦

執筆者:納富 廉邦

男のこだわりグッズガイド

飲み物を美味しく飲むためのカップとして

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氷をたっぷり入れても結露しない。飲み口部分が薄くなっているので口当たりも良く飲みやすい

この「真空チタンカップ」を使っていて、つくづく思うのは、結露しない事の素晴らしさです。暑い日に氷をたっぷり入れたアイスコーヒーを飲みながら仕事していても、机や書類を濡らす事がありません。コースター無しで、机の好きな場所に置けるというだけで、仕事そのものの効率が上がる気さえします。ずっとカップを持ったままでいても、手が冷える事も無ければ、中の飲み物が温まる事もありません。当たり前ですが、熱い飲み物を入れても、普通に持てます。この何を入れていても気にせず持てる、使えるというのは想像以上に使い心地が良いのです。そして、使い心地が良いカップで飲むのは、とても美味しく感じるものです。
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とても軽くて持ちやすいのは、良いカップの条件。手の温度が中の飲み物に伝わらないのも嬉しい

また、チタン製なので、とんでもなく軽くて丈夫です。ロックグラスの重さも魅力的ですが、落としても割れないどころか、簡単には傷さえつかないチタンカップが、とても軽いというのも、持っていて思わず愛しくなるような魅力があります。360mlくらいの、カップとしては大きめの容量のものでも、薄くて軽いので、持ちやすく、口があたる部分は、更に薄く仕上げてあるので、口当たりが良いのです。また、無味無臭というか、チタン表面の酸化皮膜によって、飲み物に何らかの物質が溶け出す事も無ければ、匂いも全く付かないので、金属製カップにありがちな金臭さもありません。ガラスのコップのようなクリアな味わいと、金属カップの丈夫さを合わせ持っているわけです。

持っていたくなる道具であり、趣味の逸品でもある

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表面の模様は金属の結晶反応で作られるため、1個1個微妙に風合いが違う

表面の複雑な模様は、光の反射で表情を変えるので見ていて飽きません。この模様は金属の結晶反応で作られたもので、人為的なデザインではないせいか、プリミティブな美しさがあります。また、その細かい凹凸がうまい具合に滑り止めになって持ち心地の良さにも繋がっています。ガイド納富が思う良いカップの条件として、意味もなく持ち続けたくなる、というのがあるのですが、この真空チタンカップは、正にそんな持ち心地の良さが感じられるのです。
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ゴチャゴチャした仕事机にも安心して置ける機能性と、見た目や触った感じといった趣味性が融合したカップなのだ

色も、今回取り上げたマットとゴールドの他に、マゼンダやグリーンなどの美しい光沢感のものがあるのですが、どの色も塗料などを使って着色したのではありません。表面の皮膜の厚みを変える事で反射率を調整して色を出しています。そんな、科学的な美しさが、真空二層構造という科学技術を使ったカップにはよく似合うと思うのです。機能と趣味性の両立というより、機能と趣味性が一体化したカップと言って良いのでは無いでしょうか。技術的に円柱形にしか作れない真空二層構造でありながら、凹凸や湾曲などの形状の美しさに挑戦している姿勢も、心打たれるものがあります。

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