歴史的な名車が生産終了

スバル・サンバー

サンバーシリーズの発売50年を記念して発売されたサンバートラック、サンバーバンの「WR BLUE LIMITED」。専用色となる鮮やかな「WRブルー・マイカ」が設定される


御存知の方も多いと思うが、スバルは現在生産しているサンバーという商用車を最後に軽自動車から完全撤退する。こう書くと「静かに消えゆく」のだろうかと思うだろうけれど、そうもいかない。サンバーというモデル、名車『スバル360』に祖を持つ。基本構造など50年前と変わらないから驚く。

根強いファン層から支持されており、7月26日に発表された特別仕様車も(ボディを世界一になったラリー車と同じブルーに塗ったモデル。1000台限定)、あっという間に売り切れそうなイキオイ。ただ特別仕様車はサンバーの特徴である過給器付きエンジンを搭載したモデルが設定されておらず。

稀有なパワフル軽トラック

スバル・サンバー

1961年から発売され、50年間での累計生産台数は約364万台にのぼる。「スーパーチャージャー」を積む稀有なモデルだ


ちなみに一般的に「過給器」と言うとターボを示すけれど、サンバーの場合は『スーパーチャージャー』。エアポンプで空気をエンジン内に強制的に押し込むためアクセル踏んだ時のタイムラグが無く、900ccくらいの排気量を持つターボ無しエンジンのようなエンジン特性。

また現在過給器付きエンジンを搭載する軽トラックはサンバーのみ。加えてコストの掛かった4気筒エンジンなので、全ての回転域で振動を感じない。だからこそ高速道路走行の多い赤帽運送もサンバーなんだと思う。生産中止するとパワフルなエンジン積む軽トラックが消えてしまう。