ゴルフ/ゴルフ最新ニュース・コラム

復権の兆し! グースネックウェッジ(3ページ目)

10年前くらいまで、日本では圧倒的な主流であったグースネックのウェッジ。ジャンボ尾崎プロをはじめ多くの名手が使用した形状も現在はほとんどラインナップされていません。しかし、そんな中でも意欲的なグースネックのウェッジが登場し始めています。最新のグースネックウェッジを紹介。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

グースネックのメリットとは?

EYE2 XG

大ベストセラーモデルの復刻モデル「PING EYE2 XG」


グースネックウェッジのメリットは少なくありません。まず、ラインが出しやすいということがあげられます。
リーディングエッジとネックが形作る形状が、ターゲットラインをイメージしやすいのです。「MSウェッジ」などは、フェース高が低く、グースネックと相まってよりターゲットを狙いやすいでしょう。方向性にも良い影響があります。

他にも前出のように、日本の芝と相性が良い、グースネックのアイアンと相性が良い、ハンドファーストのインパクトを促す、打点やボールの高さが安定しやすいなど、メリットの多いグースネックウェッジ。
アプローチが苦手であったり、ストレートネックのウェッジに違和感を持っているゴルファーは、ぜひ試してほしいところです。

気の利いたゴルフ工房では、サンドウェッジのネックを曲げ、ロフトを少し立てるようにして、半ば強引にグースネックにしたててくれるところもあります。もちろんソールの利き具合などに注意が必要です。こうした技術があるのは、無理にでもグースを使いたいゴルファーが存在することの表れでもあります。

グースネックの名手を多く生んだ日本で、クラブのラインナップがそもそも少ないというのは寂しいことです。ティアドロップ型ウェッジは、俗にアメリカンウェッジなどと呼ばれたりしますが、ならば日本発のグースネックのウェッジを、世界に発信していきたいものです。

<参考サイト>
逸品SW復活!リンクス マスターモデル
ゴルファーのためのウェッジ選び1

【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場でゴルフ関連の商品を見るAmazon でゴルフ関連の商品を見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます