フレンチ/東京のビストロ

【閉店】オー・シャ・キ・ペシェ(広尾)

【閉店】広尾駅交差点すぐ近く、サンクスの2階にある「釣りをする猫」。なんともいえないユニークな店名のビストロの魅力はなんと言っても肉料理にある。素材を旨みがさらに旨くなる見事な肉料理だ。

嶋 啓祐

執筆者:嶋 啓祐

フレンチガイド

釣りをする猫

外苑西通りに面する広尾駅から程近いところにできた新しいビストロ、オー・シャ・キ・ペシェ。釣りをする猫、略して釣り猫という意味の小奇麗なビストロだ。カフェ風のインテリアを昼と夜の2つの顔に分けて、伝統的なフランス郷土料理に少しのモダンさを加えた形で用意される。
広尾

看板も楽しい!!

ここはワインバーではなく、あくまでビストロ。基本となるドゥー・プラ(前菜とメイン)にこだわり、そこにフランスを中心としたワインを絡めて楽しませる趣向だ。

オーナーご夫妻は遥か昔よりフランス料理とワインを愛し、事業が軌道に乗り、熟成したところで小さなレストランを開店したいと考えていたと聞く。そして長い時間をかけて無名ながら自分たちの夢を実現するに足る人物と思える料理人を口説き、2010年の秋に開店にこぎつけたのだ。
広尾

牛タンのスモークと加茂茄子のソテー

コースを頼んでワインを飲んでひとり1万円でお釣り、という価格ゾーンになるが、ワインはことのほか安く、そして料理もそこそこボリュームもあり価格に対する満足度は高い。ワインの値段も極めて手頃。

しかし、フランス料理店である以上、重要なのは料理の味。そしてホスピタリティだ。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます