筋トレ・筋肉トレーニング/胸の鍛え方

存在感のある胸を作るトレーニング ~中級編~

体を鍛える際のベースとなる胸の筋肉のトレーニングの中級編。基礎トレーニングをしっかり行い、力強い胸板の土台となる筋肉がついたら、続いて次なる目標・理想のボディラインに近づけるためのレベルアップトレーニングを行いましょう。

森 俊憲

執筆者:森 俊憲

筋トレ・筋肉トレーニングガイド

厚みのある上半身=存在感と説得力がアップする 

上半身に厚みが出ると、胸を張っているように見え、説得力が増す。プレゼンが成功する確率も高まる!?

上半身に厚みが出ると、胸を張っているように見え、説得力が増す。プレゼンが成功する確率も高まる!?

胸トレーニングの基礎編でもお話しした通り、大筋群である胸の筋肉のトレーニングは、体を鍛える際の大切なベースとなります。基礎編のトレーニングをしっかり行って厚い胸板の土台となる筋肉がついたら、続いて次なる目標――すなわち、理想のボディラインに近づけるためのトレーニングを行いましょう。

理想の胸(上半身)のシェイプは、人によってさまざまだと思いますが、おそらくこれだけは共通するのではないでしょうか。それは、「(ある程度の)厚みがある上半身」であること。ムキムキのマッチョが理想なのか、それともスマートな細マッチョが理想なのか、好みの度合いはそれぞれ異なるでしょうが、少なくとも薄い胸板を理想としている人はいないと思います。(薄い胸板が理想であれば、そもそも筋肉を鍛えようと思わないはず……)

上半身の厚みは、その人の存在感と説得力に直結すると、ガイドは考えます。存在感とは基本的に、そのものの大きさによって左右されます。上半身(この場合、お腹は除きます)を鍛えると体に厚みが出るため、自然と存在感がアップします。そして、説得力を左右する重要な要素といえるのが、その人の姿勢。猫背で前かがみになりながら話す人の言葉よりも、胸を張って堂々と話す人の言葉のほうが、説得力を感じやすいと思います。大胸筋を鍛えると、おのずと胸を張っているように見えるため、説得力が増すこと間違いなし。こうしてアップした説得力と存在感により自分に自信がつけば、仕事もプライベートも、今まで以上にうまく回り出すはずです。

筋肉のトレーニングには時に、このようにただ筋肉を鍛えるだけに終わらない、不思議な作用が現れてくるものです。「トレーニングを行えば、こうした喜びや充実感を得ることができる」というプラス思考に頭の中を変えることができれば、理想のボディへのゴールは、もう見えたも同然。

次のページからご紹介するトレーニングで、あなたもその喜びを実感してみませんか?


 
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