レガシィ、エクシーガの改良に見るスバルの良心(2ページ目)

新デザインを採用したエクシーガ

3列シートのエクシーガは、内外装のリフレッシュがニュース。外観はフロントグリル、ヘッドライトを変更しワイド感をスポーティ感をより強めたという。価格差はあるものの、オデッセイやプレマシーなどがライバルになり得る。このクラスは、ファミリーっぽさよりも男性ユーザーに受けるスポーティなデザインが必須なだけに当然といえる変更かも知れない。

インテリアは質感を向上

インテリアでは、インパネにソフトフィール塗装を施し、シート表皮にスクエアリンクファブリック材を採用するなど、質感の向上を果たしている。ドライバーの視線の先にあるメーターもスポーツイルミタイプとすることで視認性やクオリティアップを実現。さらに、パドルシフトを2.0i-S、2.5i-S、2.0GTなどに標準装備するなど、ドライブのしやすさも追求している。

エクシーガはスバル随一といっていい良好な乗り心地とミニバンでは切れのあるハンドリングを実現しているし、サードシートも外観から想像する以上にワイドで、座ってしまえば大人でも実用になる空間を確保している。「背の高いミニバンはちょっとなぁ」と考えているパパに検討してもらいたい一台だ。後席にいる家族やゲストに快適でありながら運転も楽しめるのは魅力だろう。