レガシィ、アウトバック、エクシーガを年次改良

アウトバック

レガシィ・アウトバックには「2.5i EyeSight S Package Limited」と「2.5i S Package Limited」の2台の特別仕様車も加わった。価格は写真の前者が317万1000円、後者が306万6000円

大黒柱のレガシィ、レガシィ・アウトバックから見ていくと、最大の目玉はアイサイトの性能向上で、スバルらしく足まわりにも少し手を入れている。

オプションの装着率が7割を超えるというアイサイトが「ver.2」にアップデートされたのが最大のトピックスだ。アイサイトと同様に「完全停止」までするボルボのシティセーフは、全世界で標準装備を目指すという同社らしい安全へのこだわりを掲げる。そのため、こうした先進装備の搭載に必ず難色を示す国交省のお役人にシティセーフ搭載車を試乗させ、さらにイギリスの保険会社の人間まで来日させて事故率が下がる、つまり欧州では保険料が安くなっているという現実を伝えるなど、「完全停止」への理解および日本でもシティセーフの認可を得るための努力が重ねられてきた。

アイサイトは全車標準装備とはいかないだろうが、スバル全車にオプションでも用意するという一部報道もあるだけに、もし事実であれば歓迎したいし、トヨタなどの他のメーカーにも刺激を与えるはずと期待したい。

ステレオカメラの認識性向上

アイサイト

レガシィ、レガシィ・アウトバックに用意されるアイサイト。アイサイト搭載車にサンルーフとの組み合わせを設定。さらに、18インチタイヤにビルシュタインのダンパーを組み合わせたアウトバック「2.5i/2.5i EyeSight」の「S Package Limited」を追加設定している

カメラなどのハード、制御ソフトなどソフト面の熟成でクルーズコントロール、プリクラッシュともに滑らかな作動を実現したという。後者は一般道では実体験したくはないが、全車速追従型のクルーズコントロールが増えつつある中、自然な加速、減速フィールを得たことは朗報だ。

スバルらしく足まわりのチューニングも施されている。全車のリヤサスペンションにピロボールプッシュを採用。さらに、フロントスタビライザーのブッシュの硬度も変更した。とくに後者は、特別仕様車やWRX系などではお馴染みの策だが、全車に搭載したことでハンドリングに安定感と切れが増している。

さらに、2.5i/2.5gtのSパッケージにアイサイトを追加したグレードを加えるなど、ラインナップも拡大されているから選択肢がさらに増えて細かなニーズにも応えてくれる。

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