絵本/絵本を楽しむ美術館・カフェ

親子で楽しむ絵本館・絵本美術館(4ページ目)

絵本を楽しむ方法は、読み聞かせだけではありません。時には、我が家を飛び出して、いつもと違うやり方で絵本を楽しんでみませんか? 今回は、そんな時に訪れてみたい、親子で楽しめる絵本館や絵本美術館をご紹介します。そこには、まるでアミューズメントパークのような楽しさがぎっしり詰まっています。

執筆者:大橋 悦子

黒柳徹子さんが館長をつとめる絵本美術館
ちひろ美術館 東京

「ちひろ美術館 東京」の外観

ちひろの自宅兼アトリエ跡に建てられた「ちひろ美術館 東京」


駅前にガンダムの銅像がたつ東京・上井草駅からおよそ7分、案内板に従ってぶらぶらと歩いた先に、ご紹介する「ちひろ美術館」があります。いわさきちひろさんは、「子どもの幸せと平和」をテーマに、こどもの水彩画を描き続けた絵本作家で、いまなお根強い人気を誇っています。

ちひろ美術館は、いわさきちひろの没後3年を経て、アトリエでもあった自宅跡地に、いわさきちひろの個人美術館として開館されました。当初は、ちひろの作品の収集展示を目的としていましたが、現在では個人美術館の枠を超え、絵本原画の散逸を防いで、後世に残していくための活動にも力を注いでいます。

「ちひろ美術館 東京」の魅力のひとつは、そのワークショップにあります。例えば、これまでにも「ちひろの水彩技法体験ワークショップ」や「親子でつくろう!子ども椅子」などといったワークショップが企画され、訪れる者を楽しませてくれました。楽しい企画がたくさんありますので、チャンスがあればぜひ参加されてはいかがでしょう。現在募集中のイベントはこちらから。

もし、ワークショップの日程が合わなくても、がっかりする必要はありません。こちらでは、ちひろのアトリエを部屋ごと復元し公開しています。作家の伝記や解説などを理解できない小さな子どもでも、アトリエの様子や作家のゆかりの品を見ることで、その作家がより親しいものとなります。じっくりとアトリエを観察し、素顔のいわさきちひろについて考えてみるというのは、親子で取り組める楽しいワークになることでしょう。

■ちひろ美術館 東京
住所:〒177-0042 東京都練馬区下石神井4-7-2
電話:03-3995-0612  (テレフォンガイド:03-3995-0820)
開館時間:10:00~17:00 (入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝休日は開館、翌平日休館 GW・8月10~20日は無休)
入館料:高校生以下無料 大人800円
地図:Yahoo!ロコ
ちひろ美術館 東京 ホームページ


『おふろでちゃぷちゃぷ』の表紙

お風呂の楽しさ伝わる赤ちゃん絵本

■お出かけ前にこの1冊
『おふろで ちゃぷ ちゃぷ』

いわさきちひろは、モデルなしに10ヶ月と1歳の赤ちゃんを描き分けたと言われます。そこで、お出かけ前の1冊には、ちょうど1歳を超えたくらいの男の子が主人公の作品『おふろで ちゃぷ ちゃぷ』をおすすめします。画面の端々から母としての愛情が感じられるこの絵本なら、素顔のいわさきちひろを考える良いヒントにもなりそうです。

【書籍DATA】
おふろで ちゃぷ ちゃぷ (松谷みよ子:作 いわさきちひろ:絵)
価格:735円
出版社:童心社
推奨年齢:0歳くらいから
購入はこちらから


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