一人暮らし/人を呼べるインテリアのコツ

小さなワザで大きく変える。3つの簡単模様替え術

大きな家具を動かしたり、新しいものを買ったりするのは面倒だし、お財布も厳しいけれど、部屋の印象を変えたい、簡単に模様替えがしたい。そんなときに思い出してほしい、誰でもすぐに簡単にできる模様替えの方法を3つまとめてご紹介します。

河野 真希

河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピ ガイド

暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。自らの一人暮らし体験を元に取材や研究を重ね、各種メディアで情報を発信。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。

大きな家具を動かしたり、新しいものを買ったりするのは面倒だし、お財布も厳しいけれど、部屋の印象を変えたい、簡単に模様替えがしたい。そんなときに思い出してほしい、誰でもすぐに簡単にできる模様替えの方法を3つまとめてご紹介します。

ファブリックで変える、隠す

ソファ

ソファやベッドなど、部屋の中で比較的広い面積を占めるカバーを変えてみると…

ファブリックとは布製品のこと。大がかりな模様替えを考えなくても、部屋の中にあるファブリックを変えるだけでその印象は大きく変わることがあります。特にカーテンやラグなどの広い面積を占めるものは、その効果が大。ベッドやソファがあるなら、カバーとしてファブリックをかけてみるのもおすすめです。

例えば、こちらが我が家のソファ。鮮やかな若草色がアクセントになっていて、お気に入りではあるのですが、たまには気分を変えて、ベージュに薄いグリーンのラインのインド綿をかけてみると……

ソファ

ベージュ基調のファブリックにすることで、部屋に溶け込んだ印象に変わりました。これもまたいいかも!

さっぱりと涼やかになり、落ち着いた印象に変わります。もともとが合成皮革のソファなのですが、暑い季節は座ると汗でべたつくので、それを防ぐのにも役立ちます。

布をかけるだけなので、誰にでもできて簡単。それでも気分や雰囲気ががらりと変わり、十分に模様替えの醍醐味が味わえます。市販のソファカバーも色や柄、形などバリエーションに富んでいるので、試してみては。

参考商品:SO・A・LA ソファカバー 2人掛用

部屋の中で浮いてしまいがちな家電類も、使わないときにファブリックで覆い隠してしまうことで、インテリア全体のまとまりをつけることもできますよ。布の端は切りっぱなしでも気にならなければそのままでいいですし、アイロンテープで止めてしまえば、端をまつらなくても大丈夫です。

次は、箱・籠・瓶を使って、部屋をすっきりとさせたり、アクセントをつける方法を紹介します>>

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