ドンドルマとは?
こんなにのびる物体が、実はアイスだなんてびっくり!
といっても、実は「ドンドルマ」とはトルコ語で単に「凍らせたもの」という意味で、要はアイスクリーム全般をさします。このため、トルコに来て“Dondurma”という表示を見てすぐにのびるアイスを期待してはいけません。とりわけここ数年、トルコではイタリアンジェラードや果汁入りのシャーベット的なアイスが流行ってきているので、のびないドンドルマ率も以前より高くなってきているのです。
夏になると新聞などを賑わす恒例シーン!
どこで食べられる?
観光地のアイスクリーム屋さんは、なぜか皆この衣装
MADOの清く正しいドンドルマは、こんな風にサービスされます(©MADO))
また、夏は観光地に限らずトルコの町中にドンドルマの露店が出ます。ほとんどのところがアイス1カップにつき1~2トルコリラとお得な価格設定で、多くが朝早くから夜遅くまで営業。夏限定の露店にも関わらず、これにも有名どころがいくつかあります。ただし、これらの店は色々な種類を揃えた普通のアイス屋さんなので、のびーるアイスが食べたかったら「マラシュ・ドンドルマス」を注文することをお忘れなく! イスタンブールで地元トルコ人に人気のドンドルマ店は下記の通り。
■Ali Usta(アリ・ウスタ)
行列のできる店、アリ・ウスタ
営業時間:7:00~翌2:00
アクセス:カドゥキョイ船着き場から徒歩17分
TEL:0216-414-1880
■Mini Dondruma(ミニ・ドンドルマ)
ヨーロッパ側ではベベッキ地区が夏の夜のスイーツで有名で、ここも小さい店舗ながら1968年から続く老舗。夏はいつも行列ができており、店頭には22種類ものドンドルマが並びます。
営業時間:8:00~翌2:00
アクセス:ベシクタシュ船着き場からタクシーで15分
TEL:0212-257-1070
■Yasar Usta(ヤシャル・ウスタ)
夏だけお目見えする、こんな簡単な屋台なのに、何十年ものファンを持ちます
アクセス:ボスタンジュ船着き場から徒歩10分
TEL:0216-361-1440
■Kanaat Lokantasi(カナート・ロカンタス)
ケマルパシャという、シロップ漬けのチーズ入りクッキーの上にサービスされたドンドルマ (tastingood)
アクセス:ウスキュダル船着き場から徒歩4分
TEL:0216-341-5444