イチゴが邪魔!
ガイド: では、メジャーデビュー記念シングルとなった『スカート革命』(PV「スカート革命」)についてお聞きします。PVでは、よこたんのサーヴィス・ショットも多いですね。でも、イチゴが邪魔です。これは無修正版を出す予定はないのですか?
松永:
無修正版を視聴する方法はひとつだけあって、各々頭の中のテレビのスイッチを入れる。
浜崎:
第三の目で見ることが出来ます!<●><●>カッ
松永:
ちなみに僕も普段、イチゴを透視しながら見ています。イチゴで隠されている場所は、いうなれば、魂の墓場ですね。
浜崎:
あなたに女の子の一番大切なものをあげるわ、という意味ではイチゴは必要不可欠なのです。松永さんはそこのギザギザの石の上で正座して重い石を抱いていて下さい。
ガイド:
戦争反対、中絶反対(避妊反対は意味不明です)は分かりますが、メジャーデビュー反対のプラカードを掲げるところがやっぱりアーバンだなぁ~と(笑)。
松永:
テクノポップというスタンスは政治的にも反体制であり続けるのです。産業ロックにも、J-ポップにもなりきれない、シニカルであり続ける存在。プラカードに書かれたプロパガンダは着床できなかった精子たちの嘆きであり、スカーレットの誓いを果たせなかったプロレタリアートたちの遺言です。我々が望むのは無血革命ならぬ夢精革命であり、概念の処女性を遅延させながら革命を遂行させることですが、ベルリンの壁は、ゴムの壁は、突き崩すしか術がない。そこに矛盾が生じ、革命は永久に失敗し続けるのです。