ユニバーサルに行きたい!
ガイド:ユニバーサルからデビューすることになった経緯をもし出来れば、ここだけの話として教えてください(笑)。
松永:
やはり、昨年の秋に開催した赤坂ブリッツワンマンがターニングポイントでしたね。アンコールでPV「セーラー服を脱がないで」を再現するかのごとく、セーラー服の浜崎と巨大キューピーが流血しながらの立ち回りを演じたんです。「おや?赤坂ブリッツで血まみれになりながらライヴをやっているバンドがいるぞ」そこでユニバーサルの担当にマークされた訳ですね。十年前ならいざ知らず、現代日本社会においては心の闇(病み)もカジュアルであり、或る意味ユニバーサル(普遍的)ですらあるということでしょう。
浜崎:
お話を頂いてから、本当に物事が進んでいくときはトントンといくのだな、と身をもって実感するぐらいにスピーディに色々な事が決定して現在に至ります。
ここだけの話ですが。実はユニバーサルさんには昔すこーしだけご縁がありまして、その時から個人的にユニバーサルに行きたい!と思っていたのでお話を頂いたときは本当に驚きました。
ガイド:
「ユニバーサルに行きたい」って、よこたんが言うとユニバーサルスタジオに聞こえます。
浜崎:
ユニバーサルさんは、それまで完全にノーマークだったので。長年の片思いが想い続けて遂に実ってしまったような気持ちです。
ガイド:
ユニバーサルと言えば、t.A.T.u.とレーベルメイトですね。あ、もう、解散しちゃいましたが。
松永:
しかしながらLady GagaやQueenがいます。バイクになった僕を浜崎が乗り回しながら歌い踊る日も遠くないでしょう。
浜崎:
想像しただけで鳥肌が立ちました。乗りたくない乗り物No.1に決定です。