ビクトリア観光のハイライト! ブッチャートガーデン
咲き誇る花とロスファウンテンと呼ばれる噴水 (C) Tourism BC
ブッチャートガーデンへのアクセス、ツアーの選び方
右の地図のようにブッチャートガーデンはビクトリアのダウンタウンの北、およそ20kmの場所にあります。フェリーターミナルとダウンタウンのほぼ中間地点にあり、フェリーターミナルからもほぼ20kmといったところで車の場合、所要約20分。空港からは約15km。ダウンタウンやフェリーターミナルからはBCトランジットと呼ばれる市バスでアクセス可能です。BCトランジットは大人2.5カナダドルでと、もっとも安価なアクセス方法。公共交通機関であるにも関わらず、2階建てバスも使用してるので、運がよければ階上席から車窓を楽しむこともできます。
ビクトリア随一の観光地ということもあって、ツアーも豊富。バンクーバーからの日帰りツアーもあります。 パッケージツアーでビクトリアやバンクーバーに滞在する場合、日本語のオプショナルツアーもあるので確認してみましょう。英語ツアーでもホエールウォッチングを組み合わせたものなど、選り取り見取り!
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■BC Transit
運賃:大人2.5カナダドル、ユース(6~18歳)シニア(65歳以上)1.65カナダドル
運行ルート・スケジュール:ダウンタウンから75系統、フェリーターミナルから81系統のバス利用。75系統はほぼ30分おきに運行されるが、 81系統は2時間以上待つこともあり、ブッチャートガーデンまで行かないバスもあるので、乗車前に要確認
■Pacific Coach Line
バンクーバー~ビクトリア間の定期バスと定期観光バスを運行。ビクトリア発の定期観光のほか、バンクーバー発の日帰り観光、バンクーバーからビクトリアへの片道移動中にブッチャートガーデンに立ち寄るものなど
■Cruise Victoria
ビクトリアからの定期観光バスを運行
■Prince of Whales
バンクーバーからホエールウォッチングをしながらビクトリアへ移動するツアーを催行。ブッチャートガーデン観光を追加することも可能
ガーデン内の見どころ、回り方
サンケンガーデン入り口の展望台では、その美しさに常に歓声が上がる (C) Tourism BC
サンケンガーデンを抜け、大きな芝生が広がるエリアを通り抜けましょう。ここではコンサートが行われたり、夏休み期間中の毎週土曜には花火が上げられます。花火は夏場の名物ですが、スタート時間が日没により異なるので、要注意。
夏の最盛期にはバラの芳醇な香りが周囲を包み込みます (C) Butchart Gradens
ローズガーデンのお隣にあるのが日本庭園。入り口にいきなり鳥居があるのですが、意外に風情のある庭園であることにびっくりするかも。それもそのはず、元々は横浜出身の庭師、岸田伊三郎氏の指南を受けて作られたもの。庭園の向こうには入り江が顔をのぞかせ、秋には美しい紅葉など、園内の他の場所とは違った表情を見せてくれます。
スターポンドと呼ばれる星の形をした池を見ながら、イタリア庭園に差し掛かると、庭園もこれで終了。スタート地点と同じ場所に戻ります。入り口付近には、大きなギフトショップとレストランがあります。レストランはカフェテリアスタイルのブルーポピーと、アフタヌーンティーの楽しめる本格的なダイニングルームの2つ。特にアフタヌーンティーは本格的なティーサービスが受けられるので、おススメ!
詳しくはこちら>>>公式サイト内にある地図(英語版PDF)(現地では日本語の地図も配布)
観光に必要な時間、最適な時期
冬のイルミネーションもブッチャートガーデンのウリ (C) Tourism BC/Tom Ryan
花を楽しむガーデンなので、冬(11~2月)は花がなく見るものがないのも事実……なのですが、12月1日からお正月明けまでの時期は別! この時期は園内がイルミネーションで飾られ、普段とは異なる人気を集めています。
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■Butchart Garden
料金:大人は18歳以上、ユースは13~17歳、子供は5~12歳で設定され、季節ごとに料金は大きく変動。夏のピークには大人31.45カナダドルなのに対し、冬の閑散期には17.40カナダドル
開園時間:開園は9:00ですが、閉園は冬の閑散期には15:30なのに対し、夏の繁忙期は22:00まで延長