スイスの秋(9~10月)の魅力とは
夏の間おおぜいの観光客が行き交う有名観光地も、秋には落ち着きを取り戻す
スイスで楽しむ紅葉ハイキング
紅葉と言えば真っ赤に染まる木々をすぐに連想しますが、スイスの紅葉は全体的に木々が黄色く色づきます。空気が澄んだ秋は、山もくっきり見えるため、スイス旅行におすすめの季節。9月に入ると標高の高い山岳リゾート地付近では、カラマツやイチョウ、カエデなどが黄や赤に染まりはじめます。年によって微妙に異なりますが、一番の見ごろは10月上旬頃。夏のハイシーズンは観光客で賑わう人気の観光地も、この時期はいたって静か。新雪が降り、うっすらと雪化粧をした山を眺めながら、鮮やかに色づく木々の中をのんびり歩くことができます。
エンガディン地方では、色づく木々と湖が絶妙のコントラストを描く
黄金色に輝くブドウ畑
レマン湖の北岸は、太陽に恵まれた地域
美しいブドウ畑を縫うようにハイキングコースが整備されているので、のんびりと散策を楽しみましょう。時間があれば、この地域に何軒もあるカヴォー(ワインバー)のひとつに立ち寄ってワインを味見するのも良いでしょう。
秋はレマン湖地方をはじめ、スイス各地のワイン生産地ではブドウの収穫祭(ワイン祭り)が開かれます。スイスのワイン祭りで特に有名な場所と2011年の予定は以下の通り。
- ヌーシャテル(スイス西部、ヌーシャテル州) 2011年9月23~25日
- メンドリージオ(スイス南部、ティチーノ州) 2011年9月23~25日
- リュッサン(スイス西部、ジュネーブ州) 2011年9月17~18日