猛暑を乗りきれ。涼を感じる暮らしのアイディア(3ページ目)

飲めばスーッと。暑さを癒すスッパ美味しい飲み物

暑くて食欲がなかったり、身体がだるくて重たく感じるようなときには、酸っぱいものがおすすめです。例えば、肉や魚などにレモン汁を絞ると、さっぱりと食べやすくなることがありますよね。酸味は涼しさを感じさせてくれる味。唾液や胃液の分泌を促進するため、食欲増進効果があるといわれており、夏バテにも効果的です。

レモンやお酢、梅干しに含まれる酸っぱい成分がクエン酸。さっぱりと口にしやすいだけでなく、疲労回復の効果も高いといわれています。また、レモンに多く含まれるビタミンCは、夏にダメージを受けやすい肌を守るためにも大切な栄養素です。

例えば、お酢にスライスしたレモンと氷砂糖（はちみつでも）を入れて、一週間ほど置いたら、できあがるのがレモン酢ドリンク。水や炭酸水で割って飲みましょう。また、レモンの代わりに梅干しを漬け込むと、また違った風味を楽しめます。漬け置きするのが面倒であれば、お酢やレモン、梅干しをシンプルに水で割って、お好みで甘み（砂糖やはちみつなどで）をつけるだけでもOK。最近は、そのままでも飲みやすいりんご酢などの果実酢も市販されています。

食欲がないときや疲れたときには、意識して酸っぱい飲み物を飲んでみましょう。特に朝の一杯は身体や頭を目覚めさせ、暑さにも負けずに過ごせそうな気持ちになれます。ただし、冷たい飲み物を飲みすぎると、胃腸を冷やし、夏バテしやすくなるとも言われているので、要注意です。夏でもエアコン等で冷えを感じるときには、お湯割りにするのもいいですよ。