気化熱効果を利用して、涼しくなろう
扇風機と濡れタオルで、ひんやり涼しい風を作りましょう
■扇風機に濡れタオル
部屋の中が猛烈に暑くなっているときは、扇風機をいくら回しても、まるで暖房のような暑い風がくるだけ……ということがあります。そんなとき、扇風機の前に濡れタオルをかけておくと、気化熱で下がった空気が流れてくることに。ただし、タオルで風を遮ってしまわないように、少し離れた風の通り道にハンガーで引っかけるなど、一工夫してください。
ちなみに、裸で濡れタオルを肩にかけたり、濡れたTシャツを着たりして、扇風機にあたるのも効果的。くれぐれも外から見えないように気をつけて(特に、女性は)お試しください。エアコンなしでもずいぶんしのぎやすくなりますよ。
■窓辺に濡れバスタオル
扇風機と同じことですが、カーテンやベランダの手すりなどに濡れたバスタオルを吊るしておくと、気化熱で温度が下がった空気が室内に流れ込むようになります。
■水スプレーを携帯
顔を水で洗ったあと、ひんやりとした感じがしばらく続くのも気化熱の効果です。水を入れたスプレーを常に持っておき、顔や首筋などにシュッとあてると、涼しさを感じられます。短い時間ではありますが、ぼんやりとした頭もしゃきっとして、気分転換になります。
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