第49回 中年時代
サラリーマンのみなさんはだいたいそうだと思いますが、サマーバケーションとかはナシで、年に1回、1週間の休暇を取れる(みんなでずらして取る)ということが多いと思います。ダンナは毎年6月頃にその1週間休暇を取っていて、去年は台湾に行きましたが、今年は国内消費に貢献しようということでひさしぶりに沖縄に行きました。ところが、旅行の数日前からダンナの足の親指のつけねに激痛が…革靴が合わないのかな?とか筋トレでひびが入ったかな?とか言いながら、痛みをこらえつつもなんとか旅行を終えて。帰ってきてダンナはすぐに整形外科に行ったのですが、骨には異常なし。念のために血液検査をして、結果は…ビンゴ。痛風だったのです。
痛風は贅沢病とか言われますが、そんなに暴飲暴食していないし(まあ、お酒は多少飲みますが)、太ってるわけでもないし…先月くらいから円形脱毛症がひどくなるくらいストレスフルだったので、そういうことも影響してるのでは?と思います(責任感が強い人がなりやすいそうです)。とりあえず薬で痛みは押さえられたようです。これから極端にならない程度に食生活に気をつけていこうと思います(ある程度は食べたいものも食べなきゃ、逆にストレスになっちゃいますよね)
僕はといえば、最近、お友達(まだ30代)がとつぜん亡くなって、ショックでした。彼氏さん(同い年)も数年前に亡くなってるし、ゲイシーンに多大な貢献をしてきただけに、本当に惜しい人たちを亡くしたと、胸が締め付けられるような思いがします。忙しくしてるので気がまぎれてはいるのですが、ふとしたときに思い出して「今までに10人以上もゲイの友人たちが亡くなった…どうしてこんなに早く…」とか考えさせられます。
もちろん健康であれば即幸せと言えるかというと、それだけではないでしょうが、命に関わる問題(HIVのこととか、放射能のこととか)はやっぱり見過ごせないですよね。近所でキレイな花が咲いてるのを見かけたとき、ダンナとご飯を食べてるとき、気のおけない友達といっしょに飲んでるとき、素敵なパーティを楽しんだあと…できるだけそういう「幸せな瞬間」をたくさん感じて、日々を大切に生きていきたいとあらためて思う今日この頃です。