木材の加工技術が生んだダイニングテーブル
■#04 食堂テーブル「T-2079N」引用:Table Design /六耀社,P28
非常にシンプルで素材のコントラストが効きスッキリしたダイニングテーブルです。天板は、汚れや傷に強いメラミン樹脂化粧板、天板素材としては定番です。また脚の木部は薄い板材を何枚も重ね先端部分を曲げて天板とジョイントしています。構造と技術と素材の組合せ、コストパフォーマンスが抜群のテーブルです。
D:天童木工 1967年
P:天童木工
M:天板 メラミン樹脂化粧板 脚 ナラ柾目積層
S:w1500 d800 h700
H:天童木工 ¥98,700-
■#05 TAVOLO NAVE Dining Table(タボロ ナーベ ダイニングテーブル)
引用:Table Design / 六耀社,P54
独特な加工技術による船底(緩いアール)型の形状板の天板と脚で構成されたダイングテーブルです。上品で洗練されたチェリー(桜)の色と木目が、シャープで緊張感のあるテーブルに重みのある存在感を際立たせています。
D:アルフレックスジャパン 1992年
P:アルフレックスジャパン
M:天板&脚 シルバーチェリー
S:w2100 d900 h720
H:アルフレックスジャパン ¥381,150-
■#06 GUEIDON Dining Table (ゲリドン ダイニングテーブル)
引用:Table Design /六耀社,P52
丸い天板、三角形の三本の脚をスチール製金具でジョイントしたダイングテーブル。パリノ大学都市の為にデザインされました。円形小ぶり、単純な構造は、狭い空間に適したテーブルといえます。ブナ材は家具に良く使用される素材、無難に他のアイテムとの組合せができます。
D:ジャン・プルーヴェ 1950年
P:ヴィトラ
M:天板&脚 ブナ
S:w950 d950 h710
H:hh style.com ¥169,050-
素材別のおすすめダイニングテーブル・木材編、いかがでしたか?
木は定番の素材ですが、素材の使い方、構造、色など異なるテーブルが沢山あって、どれも興味深いですね。
お部屋との関係(サイズや使い方、動線など)を考慮した上で選択することが重要ですが、特にお部屋の床や壁、他の家具の素材・色使いと合わせるとよいでしょう。
さて、次回は「素材別のおすすめダイニングテーブル・金属/ガラス編」をご紹介します。
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参考文献: Table Design /六耀社
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