筋トレ・筋肉トレーニング/腹の鍛え方

わき腹トレーニング【中級編】……ディテールにこだわる!

今回は、ディテールにもこだわる方におすすめわき腹トレーニングのやり方をご紹介いたします。腹筋を鍛える際、注意すべきは下腹やわき腹。ベルトの上やズボンのわきからはみ出すぜい肉がなくなり、スタイリッシュな体になることができるからです。

森 俊憲

執筆者:森 俊憲

筋トレ・筋肉トレーニングガイド

<目次>

わき腹トレーニングのやり方!ディテールにこだわったボディを目指す

わき腹トレーニングのやり方

スタイリッシュなカラダになりたいなら、鍛えるべきは断然わき腹。引き締まったウエストで洋服をさっそうと着こなすことができるはず

基礎編でもお伝えしたように、腹筋を鍛える際、注目すべきは下腹やわき腹です。なぜなら、下腹やわき腹の筋肉を引き締めると、ベルトの上やズボンのわきからはみ出すぜい肉がなくなり、スタイリッシュな体になることができるからです。というわけで、腹筋のトレーニング~中級編~の今回は、わき腹を鍛えるトレーニングをご紹介していきます。

実際にトレーニングを始める前に、まずはわき腹を支える筋肉について知っておきましょう。わき腹を支えているのは、腹斜筋(ふくしゃきん)という筋肉。腹斜筋は、表面にある外腹斜筋と、深層部の内腹斜筋の2種類から構成され、ろっ骨あたりの体側から骨盤にかけて、斜めに走っています。この筋肉はいわゆるくびれを作る筋肉で、ここを鍛えることでわきからはみ出すぽっこり肉をなくすことができるのです。

くびれ、というと女性だけのものと思いがちですが、実はそんなことはありません。男女問わず、スタイリッシュな体になるために欠かせないポイントなのです。くびれができるということは、すなわちウエストが細くなるということ。しっかりトレーニングをして引き締めた細い腰は、体に厚みがあるものの、前後から見ると引き締まって見える――つまり、細いけれど筋肉はしっかりついている「細マッチョ」なカラダになることができるのです。

また、腹斜筋は内臓を正しい位置に固定するコルセットの役目も果たしているため、鍛え上げていけば、わき腹だけでなく、内蔵下垂による下腹のぽっこりも解消されていくことでしょう。体全体のシルエットは意識しつつ、ディテールにもこだわる男性にとって、わき腹のトレーニングは非常におすすめです。

まずは2週間続けてみてください。きっと、ボディラインが変わることを実感できるはずです。
 

わき腹を集中的にシェイプ「ニーツイスト」

腹斜筋が効果的に刺激され、わき腹の引き締めや、骨盤の歪みの改善も期待できるストレッチ感覚のエクササイズです。女性には、しなやかなくびれが作れると大人気の種目。わき腹の肉が気になる方は迷わず挑戦してみてください。
 
【HowTo】
レッグツイストその1

手順1

仰向けで両手を水平に広げ、足をまっすぐ上方に伸ばしたら、ひざを曲げる
 
レッグツイストその2

手順2

両ひざを揃えたまま左右にゆっくりと倒す
 
レッグツイストその3

手順3

一旦最初の位置に脚を戻し、反対側へも倒していく。左右交互に動作する
 
※このエクササイズがラクにできる人は、ひざを伸ばしてやると負荷がアップし、より効果が高まる

【ポイント】
・左右交互に10回/1セットを1日2セット実施が目安
・ひねる動作をするときに肩や背中が浮いてしまわないように注意
・勢いや反動をつけると筋肉を傷める恐れがあるので、ゆっくり動作すること

一見ラクそうに思えるかもしれませんが、しっかりやると意外とハードなエクササイズです。わき腹の筋肉を意識しながら行うと、さらに効果が期待できますよ。
 

手軽な体操気分で実践できる 「ボディトランクツイスト」

わき腹と腹直筋、さらには二の腕が同時に引き締まるエクササイズ系筋力トレーニング。リラックスしてYOGAや体操をやっているような感覚なのに、いつの間にかわき腹にしっかりと効いているという感じのやりやすさが特長です。ストイックなトレーニングが苦手という方にもおすすめ。
 
【HowTo】
ボディトランクツイストその1

手順1

両手は肩の真下に、両脚が伸びた所でつま先立ち。お尻が下に落ちないように、腹筋に力を入れて身体を一直線に
 
ボディトランクツイストその2

手順2

片手を天井に伸ばし、全身を片側に回転させ一番上で3秒キープ。手を上げるときに、視線は指先を見る
 
ボディトランクツイストその3

手順3

一旦最初の位置に戻り、反対側も同様に。左右交互に動作する
 
【ポイント】
・左右交互に10回/1セットを1日2セット実施が目安
・身体はできるだけ足の先まで一直線になるように意識すること

どちらもあまり負荷が大きくないように見えますが、わき腹にダイレクトに効いてきます。基本のトレーニングにプラスして行い、より一層引き締まった体を手に入れましょう。

【関連記事】
【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonで筋トレ用品をチェック!楽天市場で筋トレ用品をチェック!
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます