SUBARU(スバル)/スバル車の最新情報・試乗インプレッション

スバル「ステラ」で考えるOEM車の選び方(2ページ目)

「トマール猿人」を搭載したスバル・ステラが発売された。アイドリングストップ付きのダイハツ・ムーヴのスバル仕様である。こういったモデル、急増傾向。日産で販売している軽自動車に関しちゃ、全てスズキや三菱自動車製だ。果たして「本家」を買うべきなのか、それとも「分家」を買うべきなのか?

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

OEM車を検討するときの3つの軸

スバル・ステラ

一部のグレードでアイドリングストップ機構を採用。インフォメーションディスプレイに、エコドライブの度合いを示す機能も用意する


1)ブランドを重視する
これはもう最初の条件だと思う。スバル好きなら皆さんスバルを買うことだろう。日産でスズキや三菱自動車の軽自動車を買っている人の多くも「日産のバッジが付いているから安心」と考えている様子。確かに日産のディーラー、全般的に規模が大きい。

2)ディーラーを重視する
1つ目と似ているけれど、ディーラーの場所(家から近い方が便利)や、営業担当のレベル差などを考えるのも重要。アフターサービスを受ける際、やっぱり近所のディーラーだと安心です。同じような距離なら、営業担当のレベルで決めると良いかと。

3)価格
そして購入価格。同じ車種でも値引きの差が案外大きい。スズキで見積もり貰ったら値引きは3万円。日産だと値引き5万円+ETC車載器サービス、なんてことも。もちろん、その反対だってありえます。同じ車種を買うのなら安い方がトク。また、値引きの大きいディーラーは基本的にサービスも良い。

スバル・ステラ

インテリアは明るめの色で統一。なお、「ステラカスタム」になると対照的にブラック基調となる


定価販売=営業担当の裁量権を認めていない、ということ。経験上、値引きを多く引き出せる営業担当の方が実力ある。逆に「値引きは大きくないのに買ってしまった」というのは、営業担当のレベルの高さの証明みたいなもの。長い目で評価すれば悪くないチョイスだと思う。

いずれにしろ2つ以上の販売店で販売している車種を買うときは、必ず複数のディーラーで見積もりを取ることをすすめておく。商談はライバル店の見積書と比べながら行いたい。いろんな意味でディーラーの実力や「真の姿」が見えるハズ。安い買い物じゃないのでジックリ決めて欲しい。 

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