法則5 たんぱく質は様々な食材から摂るべし!
たんぱく質の中でも、特に忘れてはならないのが、乳製品、たまご、そして豆・豆製品。それぞれに含まれる栄養素の質が違うので、様々な食材からたんぱく質を摂るようにするのがベター。魚だけ、肉だけ、豆腐だけ、といった偏りは、健康面からはNGなのです。また、実は現代人のほとんどの人が、肉や魚は食べすぎている食材。おかずばかりを多く食べる食生活は、カロリーと脂質の摂りすぎにつながり、長期間続けると痩せないばかりか、生活習慣病のモトになるので要注意です。
■1日1600kcalをバランス良く摂るのに必要なたんぱく質系の食材
乳・乳製品……250g(牛乳かヨーグルトを大きめの器1杯分とチーズ2切れ程度)
卵……50g(約1個)
豆・豆製品……80g(豆腐1/3丁分)
肉と魚をあわせて(orどちらか)……100g (小2切れ分)
法則6 野菜類は想像以上に多く必要、と自覚するべし!
お肉を食べたら野菜も食べる、というのは誰しも持っている感覚ではないでしょうか。野菜や果物に含まれるビタミンやミネラルは、主食(ご飯やパンなど)や主菜(たんぱく質の食材)で摂った栄養素を円滑にエネルギーに変えてくれたり、身体の隅々まで行き渡らせたり、効率良く燃やしたりするのにとても重要な役割を持っています。そんな野菜や果物は、想像以上に多くの量が必要。毎食、野菜や果物を忘れずに食べてください。芋類や果物も、このくらいの量を食べていれば太る心配は全くありません。
■1日1600kcalをバランス良く摂るのに必要な野菜類
緑黄色野菜……120g(かぼちゃの煮物1人前とほうれん草のソテー1人前の二皿分程度)
淡色野菜……230g(サラダ1人前、酢の物1人前、付け合せの野菜炒め1人前など3皿分程度)
芋類……100g(じゃがいも1個分程度)
果物……200g(キゥイフルーツ2個分程度)
いかがでしたか。様々なダイエット方法が流行している昨今ですが、まずは基本の知識を持った上で、上手にアレンジしたいもの。基本的には、栄養のバランスを崩さずに全体量を控えめにするのが王道。何をどれだけ食べたら良いのかを知ることは、急がば回れ、結局は確実なダイエット成功につながりますよ!