テクノポップ/アーティストインタヴュー

楽器化した義足Leg TwoとShampoo(4ページ目)

平沢進氏のプロデュースのもと、『Tonight』でデビュー、そしてLeg Two(楽器化した義足)を纏い最新アルバム『BLIZZARD DRIVE』をリリースしたShampooの折茂昌美さんにインタヴューです! デビュー時から現在までをたどるShampooクロニクルとなっています。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

アフリカのクリスマス
 

ガイド:
発掘されて日の目を見てほしいです。
1990年にリリースされた島崎和歌子さんが歌う「アフリカのクリスマス」は、自分の中ではクリスマスソングBEST 5に入っているんですが、これは折茂さんと平沢さんの共同作詞ですよね。これは平沢さんから声がかかったとか?

折茂:
そうです。

ガイド:
ちなみに以前、僕のBlogでこんな事を書きました。
さて、この「アフリカのクリスマス」ですが、アイドル・ソングとしての妥協を許さない完成度です。島崎和歌子が「アーフリカのクリスマス」とつぶやき始め、その後、感動的な重厚な平沢サウンドが炸裂します。クリスマスソングとしても歌詞はあり得ない展開。クリスマスツリー、イエス様、マリア様に虫、ジャングル、ザンビアの滝の音が混在する摩訶不思議な世界。作詞は、平沢進と彼が昔プロデュースしたShampooという女性二人組の京野昌美が担当しています。こんなクリスマスソングが世の中に一つくらいあってもいい。
 
そうそう、この時は折茂昌美ではなく京野昌美名義になっていますが、もともと使い分けられていたのですか?

折茂:
いいえ、後にも先にもこの時だけなんですよ。

ガイド:
余談ですが、NHK BSの「熱中スタジアム~クリスマスソング特集」に昨年、何故か出る事になって、この「アフリカのクリスマス」について話したいとしつこく言ったのですが、残念ながら僕の願いは叶いませんでした(笑)。

折茂:
見ればよかった!
でも、願いが叶っていたら完全に浮いていたでしょうね(笑)。
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