今年は緑の絨毯も!
芝生も悪くないけれど……
緑の絨毯には、横に這うように広がる植物が適しています。いわゆるグラウンドカバープランツと呼ばれる植物で、もっともポピュラーなものとして、芝生があります。しかしベランダの一角などを緑化したい場合には、使い勝手が良いとは言えません。丈夫で手間がかからず、葉が密に茂ってマット上になるもので、なおかつ夏の暑さに強い植物が良いでしょう。
ポリゴナム(ヒメツルソバ)は、花も可愛い
複合技で楽しもう!
最後に、「しまった、植え遅れちゃった!」の場合にも使える、複合技をご紹介しましょう。つる植物のプランターはベランダ手摺りに掛け、短期間でカーテンを完成させます。コンクリート面の照り返しは、緑の絨毯でカット。カーテンと絨毯の間は、ヘデラやツルニチニチソウのハンギングでスクリーンを作って覆います。
「伸ばす」、「垂らす」、「敷く」の複合技で、夏の日差しをカット!
屋上緑化だけでなく、緑のカーテンや壁面緑化、生垣にも助成金制度が
なお、緑のカーテンや壁面緑化、屋上緑化などに対して、助成金制度を設けている自治体もあります。条件など自治体によって異なりますので、まずはお住まいの自治体ホームページを調べたり、直接問い合せてみてはいかがでしょう。