子どもの成長に影響する朝ごはん

平成23年版「食育白書」がまとまり、その中の「第2部 第1章 家庭における食育の推進 第1節」で、朝ごはんについてとりあげられています。
子どもの朝食摂取については、朝食を全く食べない割合は減少してきているものの、朝食を食べないことがある小・中学生の割合は、小学校6年生で11%、中学校3年生で16%に達している。また、毎日朝食を食べる子どもほど、学力調査の平均正答率が高い傾向にあることが、調査した小6と中3のすべての教科(小学生は国語・算数、中学生は国語・数学)において明らかになっており、さらに、平成22年度「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」によると、毎日朝食を摂る子どもほど、体力合計点が高い傾向にある
朝ごはんは、ただおなかを満たすだけではなく、子どもの成長にも影響すると見られています。では具体的にどんなものを食べたらよいのでしょうか。

平成23年3月5日、大阪ガス株式会社の食育活動の一環として、教育関係者を対象にした「第5回食育セミナー 朝ごはんのチカラ」が開催されました。当日は、特別講演として、千葉大学教育学部附属小学校 佐藤雅子教諭による、「感じることで食を豊かに~フランスの『味覚教育』を取り入れた食育の進め方」について、講演が行なわれました。この内容については記事にしておりますので、詳しく読みたい方こちらへ。

東北大学.脳機能,川島undefined隆太

東北大学加齢医学研究所 
脳機能開発研究分野 
川島 隆太教授

続いて、東北大学加齢医学研究所 脳機能開発研究分野 川島隆太教授による「脳を育む食育」について基調講演が行われました。

今回は、川島教授の講演から朝ごはんがどのように子どもの将来につながるのかをご紹介します。

川島教授は、これまでも子どもから高齢者まで「料理で脳は活性化する」(大阪ガスとの共同研究)ことを世界で初めて実証されるなど、食育につながる研究をされてきました。「料理で脳は活性化する」について、詳しく読みたい方はこちらへ。